「クイックフォーマット」と「通常フォーマット」の違いとは?
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今回はWindowsの「クイックフォーマット」とは何なのか、「通常フォーマット」の違いについて説明します。
クイックフォーマットとは?
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クイックフォーマットと通常フォーマットの違いですが、クイックフォーマットは不良セクタのチェックを行わず、通常フォーマットは不良セクタのチェックを行うという違いがあります。
不良セクタのチェックには非常に時間がかかるため、チェックを行わないクイックフォーマットは通常フォーマットに比べて素早くフォーマットを完了させることができます。
Windowsでフォーマットを行う際、デフォルトでフォーマットオプションのクイックフォーマットにチェックが付いていることが確認できます。
クイックフォーマットのデメリットは?
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クイックフォーマットのデメリットとしては、上記で説明した通り不良セクタのチェックを行わない点です。
もしHDDやSSDに不良セクタがあった場合にもチェックを行わずスルーしてしまうので、不良セクタがそのまま使われてしまいデータの喪失に繋がる可能性があります。
また、新品のHDDやSSDをフォーマットして初期不良がないかチェックするという場合はクイックフォーマットだと初期不良を確認できないので、クイックフォーマットではなく通常フォーマットを行いましょう。
まとめ
「クイックフォーマット」と「通常フォーマット」の違いとは?分かりやすくご紹介します!いかがでしたでしょうか。
HDDやSSDにフォーマットを行う際、「クイックフォーマット」と「通常フォーマット」の2つのフォーマットを選択できます。これらのフォーマットの違いは「不良セクタのチェックを行うかどうか」です。
これらのフォーマットは、HDDやSSDにどういったデータを保存するのかで使い分けましょう。例えばWebストアでダウンロードした漫画や動画などの一度見たらもう見ないデータなどを保存するストレージであれば、クイックフォーマットで問題ないでしょう。
もしビジネスなどの重要なデータを・自分にとって貴重な消したくないデータを保存するストレージであれば通常フォーマットを行いましょう。新品のストレージの初期不良チェックや、リペアしたストレージの場合も時間はかかりますが通常フォーマットがおすすめです。