hkcmd.exeとは?
Windowsのパソコンは、バックグラウンドで様々なプロセスが動作しています。動作しているプロセスの中にはOSの動作に必要なものから関係のない不必要なものまで様々なものが混ざっているため、必要のないプロセスは停止して空きメモリ量を増やしてパソコンの動作を軽くしたいと考えるユーザーも少なくありません。
今回ご紹介するのは、hkcmd.exeです。hkcmd.exeとは、「HotKeysCmds」というIntel製のグラフィックドライバをホットキーで操作するのに必要な実行ファイルです。
説明欄を見ても「hkcmd module」としか書いてないので分かりづらいですが、hkcmd.exeが実行されていると「Ctrlキー+Altキー+Deleteキー」でグラフィックドライバのコントロールパネルが開いたり、「Ctrlキー+Altキー+矢印キー」の組み合わせで画面の上下を反転させたり回転させるといった操作が行えます。
hkcmd.exeは必要?
hkcmd.exeは必要なプロセスなのかどうかというと、結論から述べると「必要ない」プロセスです。
一般的なパソコンの使用用途で画面を反転させたり回転させるといった操作を行うことはほぼないといっていいため、hkcmd.exeが動作していると逆に誤動作を起こしてしまい混乱する危険性の方が高いでしょう。