Windows Firewall Controlとは?
Windows Firewall Controlとは、Windows10標準セキュリティ機能の一つであるファイヤーウォールを管理しやすくなるフリーソフトです。
ファイヤーウォールとは、パソコンに怪しい通信がないかどうか監視してくれるセキュリティ機能のことです。
ファイアウォールは外部のソフトウェアを使わずに管理することは可能ですが、初心者にとっては難しいほか、設定を間違えるとセキュリティ上危険な状態になってしまう可能性もあります。
そんなファイアウォールを使いやすくしてくれるのがWindows Firewall Controlです。セキュリティソフトを一切インストールしていないパソコンで特に有効で、なおかつ無料で利用できますので気になる方は使ってみましょう。
Windows Firewall Controlのインストール方法
Windows Firewall Controlは公式サイトからダウンロードします。
公式サイトは英語ですが、Windows Firewall Control本体は簡単に日本語化することができるので安心してください。
公式サイトにアクセスしたら少し下にスクロールして、「Current Version」と書かれた項目の[DOWNLOAD]をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードできない(接続できない)場合は、別のダウンロードリンクを試してみてください。
ダウンロードしたインストーラーを起動します。
デスクトップのショートカットを作成したくない場合は[Create program shortcuts...]のチェックを外しておいてください。設定したら[Install]を押してインストールします。
こちらをクリックするとウインドウが表示されますので覚えておきましょう。
日本語化手順
Windows Firewall Controlは初めから日本語に対応していますが、デフォルトでは英語表記なのでオプションから変更しましょう。
Windows Firewall Controlの使い方
ここからはWindows Firewall Controlで出来ることをいくつか紹介していきます。
ファイアウォールのフィルタリングレベルを変更する
Windows10のファイアウォール機能にはフィルタリングレベルがあり、フィルタリングレベルを高めれば高めるほど厳重にパソコンのセキュリティを高めることができます。
フィルタリングレベルを高めれば高めるほどセキュリティを高めることができますが、そのぶんこれまで問題なく使えていたソフトウェアがブロックされてしまうことがあるので注意してください、
ポート開放などの理由でファイアウォールそのものを停止させたい場合は[フィルタリングなし]を選択するようにしましょう。
ファイアウォールで通信がブロックされた時に通知を設定する
ファイアウォールが怪しいトラフィックを検出してブロックした場合、その通知を行うことができます。
他にもいくつか設定項目はありますが、ファイアウォールに関してはこの二つさえ知っておけば大丈夫です。他の項目はネットワークやセキュリティに詳しい人が操作しないと不必要にセキュリティを高めてしまってパソコンが使いづらくなってしまう可能性がある注意してください。