【フリーソフト】「HWiNFO」でハードウェア情報を簡単に確認する方法!

【フリーソフト】「HWiNFO」でハードウェア情報を簡単に確認する方法!

PCゲームや開発ソフトなどで公開されている必要動作環境・推奨動作環境などのスペック。そのスペックを調べるのに役立つのがHWiNFOです。今回はHWiNFOを使えばどういう情報を見れるのか、システムモニターとしての使い方などを解説していきます。


目次[非表示]

  1. HWiNFOはどんなソフト?
  2. HWiNFOの使い方

HWiNFOはどんなソフト?

HWiNFOとは、パソコンのシステム情報やCPUなどのモニタリングができるハードウェアモニターソフトです。

HWiNFOを使用することで、パソコンに搭載されているパーツ(CPUやGPUなど)の名称・型番などを調べられるほか、CPU使用率やメモリ使用率などあらゆる情報をリアルタイムに確認することができます。

リアルタイムでチェックできるため、ストレステストやメモリ負荷テストができるソフトウェアや負荷がかかるソフトウェアを使った際のCPU使用率などを確認できますし、動作中の電圧も調べられます。

電圧が高くなれば高くなるほどパソコンが必要とする電力も大きくなり、電気代の目安もわかってくるでしょう。

HWiNFOの使い方

早速HWiNFOではどのような情報を見ることができるのか、使い方も合わせて紹介していきます。

まだHWiNFOを持っていないという方は窓の杜から最新版をダウンロードできますので、ダウンロード・インストールしておいてください。

※インストール時、パソコンのビット数に合わせてHWiNFO32・HWiNFO64のどちらかがインストールされます

HWiNFO - ダウンロード

起動直後

HWiNFOの起動画面
HWiNFOを起動した直後はこのような小さなウィンドウが表示されます。
パソコンのシステム情報やハードウェア情報の表示
[Run]を押すとパソコンのシステム情報やハードウェア情報などあらゆる情報が表示されます。
パソコンに搭載されている・接続されているハードウェアの詳細
またこのウィンドウとは別の大きなウィンドウが表示されますが、こちらではパソコンに搭載されている・接続されているハードウェアの詳細を確認できます。

[Run]を押す前に[Summary only]にチェックを入れていた場合は、モニタリング画面のみが表示されます。

モニタリング項目だけの表示
[Sensors only]にチェックを入れて起動した場合は、CPU使用率や温度などモニタリング項目だけが表示されます。それ以外の情報は一切表示されません。

[Setting]は「Windows起動時に自動実行する」などの環境設定をおこなえます。

画面の見方

HWiNFOのモニタリング画面
HWiNFOのモニタリング画面はこのようになっています。

何がどこに書いているのか簡単に見ていきましょう。

CPU

CPU情報の表示
CPU情報は1番左上にまとめられています。

型番やCPUそのものの性能(クロック数やコア数・スレッド数など)がそれぞれリスト化されており、下側に現在のクロック数や電圧などがリアルタイムで更新されています。

CPUの切り替え
CPUを2つ以上搭載しているパソコンの場合は[CPU #0]となっているところから切替可能です。
[senssors only]でCPU使用率を確認
CPU使用率は[senssors only]で起動して表示されるウィンドウからでしか確認できないので注意してください。

GPU

GPU情報の表示
GPU情報はCPUと反対側の右側にまとめられています。

型番やメモリ数・メモリの種類・ビット数などGPUに関するあらゆる情報を確認できます。

[GPU#0]からモニタリング対象のGPUを切り替える
GPUを複数台搭載し、なおかつ起動中のパソコンに認識されている場合は[GPU#0]からモニタリング対象のGPUを切り替えられます。

メモリ

メモリ情報の表示
メモリ情報は右下にあります。

メモリ情報のうち上側が搭載メモリごとの性能情報で、下にあるのがメモリ合計容量や現在のクロック数などです。

テザリング画面のメモリの情報の表示
メモリに関してはHWiNFOのシステムサマリーでは見たい情報がほとんどないため、[Sensors only]で起動したときに表示されるテザリング画面を見ることをおすすめします。

マザーボード

マザーボードの情報の表示
マザーボードに関する情報はこちらに記載されています。

マザーボードと一緒にチップセットやBIOSのバージョンなども確認できるようになっています。

日本語は非対応

HWiNFOは残念ながら日本語に対応していません。言語設定画面もなければ日本語化パッチが配布されているわけでもないため、英語表記で使うことになります。

CPU名などパソコンに関わるほぼすべての項目がアルファベットなので、日本語化できないから使い物にならないということは全くありませんが、どうしても日本語化したい方は諦めるしかありません。


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