Clean Master for PCの使い方や評判、アンインストールの際の注意点を解説!

Clean Master for PCの使い方や評判、アンインストールの際の注意点を解説!

PCに保存しているファイルは削除しても一度ゴミ箱に移動されます。そのためいらないファイルを整理しても空き容量が増えていない事が多いのですが、そんな問題を解決してくれるのがClean Masterです。この記事ではClean Masterについて解説しています。


目次[非表示]

  1. Clean Masterとは?
  2. Clean Masterの評価
  3. Clean Masterの導入方法
  4. Clean Masterの使い方
  5. Clean Masterの注意点

Clean Masterとは?

Clean Master(クリーンマスター)とは、パソコン内に保存されている不要なファイル(ゴミ箱にあるファイルやキャッシュファイルなど)やソフトウェアのアンインストール時に残った不要なレジストリなどをクリーンアップできるフリーソフトです。

全自動で不要なファイルを削除できることはもちろんのこと、不要ファイルを検索した後に指定したファイルだけ削除することが可能です。

また、パソコンや各種ソフトウェアの起動を高速化できる「PC Boost」やブラウザ履歴などのプライバシー情報のみを削除する「Privacy Clean」機能も用意されています。

今回紹介するのはパソコン向けのClean Master for PCですが、安全スキャンなどのセキュリティの安全性を高める機能が搭載されたAndroid版も存在します。

Clean Masterの評価

Clean Masterは不要なファイルを一気に洗い出して削除することができるため、キャッシュファイルやゴミ箱に入れたまま完全に削除されていないファイルが溜まっているパソコンを使っていた方は、一気に容量が解放されてパソコンの動作が軽くなったと好評です。

ただし、同等の機能がKINGSOFT Internet Securityにも搭載されているため、それで間に合っているという口コミも多いようです。

Clean Masterの導入方法

それではClean Masterの導入方法を見ていきましょう。まずは公式サイトにアクセスしてください。

Clean Master - ダウンロード
公式サイトの有料版の案内の[No Thanks]をクリック
公式サイトにアクセスするとClean Master有料版の案内が表示されますが、今回は無料版を導入するので右上のバツボタンか[No Thanks]をクリックしてください。
[FREE DOWNLOAD]をクリック
青いボタン[FREE DOWNLOAD]をクリックしてダウンロードします。
ボタンを右クリックして[新しいタブで開く]をクリック
使っているブラウザによってはクリックしてもダウンロードできない時があります。そのときはボタンを右クリックして[新しいタブで開く]をクリックしてください。そうすることでダウンロードできます。

ダウンロードが完了したらインストーラを起動してください。

[I have read and agree]にチェックを入れて[Install]をクリック
インストーラーを起動したら[I have read and agree]にチェックを入れて[Install]をクリックします。

デスクトップにショートカットを作成したくない場合は[Create a desktop shortcut]のチェックを外しておいてください。

「Installation completed!」の表示
インストールボタンをクリックすると自動的にインストールが開始され、インストール完了次第Clean Masterが自動的に起動され「Installation completed!」と表示されます。

メールアドレスを入力する項目がありますが、入力する必要はありませんので[No, thanks]をクリックして閉じてください。これでインストール完了です。

日本語化は非推奨

PC版Clean Masterは日本語に対応しておらず、英語のみサポートしています。

検索すると日本語版に対応しているかのような海外サイトがいくつか見つかりますが、バージョンが古かったりするのでお勧めできません。

また、公式サイト以外からダウンロードする場合はウイルスが仕込まれている可能性やマルウェアを仕込んだ広告をクリックさせられる危険性が高いので注意してください。

Clean Masterの使い方

ここからはClean Masterの使い方を見ていきましょう。

不要なファイルの削除

[Junk Clean]をクリック
不要なファイルをまとめて削除したい場合は[Junk Clean]をクリックします。
[SCAN]をクリック
次に[SCAN]をクリックします。

すると自動的に不要なファイル・レジストリの解析が始まります。

クリーンアップによってどれくらいの容量が空くかの表示
解析が完了するとこの画面に切り替わり、クリーンアップによってどれくらいの容量が空くか表示されます。

削除できるファイルが見つかった場合は[Clean]をクリックしましょう。これでパソコン内にある不要なファイルが完全に削除されます。

ファイル・レジストリのクリーンアップを自動化する設定も用意されていますが、そちらはClean Master for PCの有料ライセンスを購入する必要があります。無料版では手動でしかクリーンアップできないので覚えておいてください。

PC・アプリケーション起動の高速化(ブースト)する

[PC Boost]を選択
PC・アプリケーションの起動を高速化したい場合は[PC Boost]を選択します。
[SCAN]ボタンをクリック
右上に表示された大きな[SCAN]ボタンをクリックします。
解析可能なアプリケーションの表示
スキャンが開始されるとインストール済みアプリケーションが調べられ、解析可能なアプリケーションなどが表示されます。

確認後、[Boost]をクリックすると各アプリケーションが最適化されます。アプリケーションの高速化は一回やれば十分ですが、高速化したはずのアプリケーションがまた遅くなってきた時は、また実行するといいでしょう。

プライバシー情報のクリーンアップ

ゴミ箱のファイルやキャッシュファイルなどはそのままにしてプライバシー情報のみをクリーンアップする機能も用意されています(プロ版限定)。

[Privacy Clean]を選択
通常のキャッシュファイルやゴミ箱のファイルなどはそのままにしておき、ブラウザの履歴などプライバシーに関係するファイルのみ削除したい場合は[Privacy Clean]を選択します。
[SCAN]をクリック
右上の[SCAN]をクリックします。
右上の[Clean]を押す
何故か一部の項目が中国語になりますが、右上の[Clean]を押すとブラウザ履歴などのプライバシー情報のみ削除されます。

こちらも通常のクリーンアップと同じように自動化することができますが、有料ライセンスがないと自動化できません。

削除したファイルの復元

実はClean Master for PCはゴミ箱から削除してしまったファイルなどを復元するリカバリー機能も用意されています(プロ版のみ)。

メニューの[File Recovery]をクリック
リカバリー機能を使う場合は左メニューの[File Recovery]をクリックします。

初めてリカバリー機能を使う場合は初期化に時間がかかるのでしばらく待ちましょう。

[Recover]をクリック
「Clean Master File Recovery」という画面が開かれたら[Recover]をクリックします。
削除したファイルを検索するドライブを選択して[Next]をクリック
削除したファイルを検索するドライブを選択して[Next]をクリックします。

すると自動的に削除済みファイルの検索が始まります。検索対象ドライブの容量が大きいとかなり時間がかかりますが、[Interrupt]をクリックすると途中で中断して復元するファイルの選択画面に強制的に遷移できます。

リカバリー可能なファイルの一覧の表示
ファイルの検索が完了すると、リカバリー可能なファイルの一覧が表示され、ファイル形式ごとに分類されています。
ファイルの中身のプレビュー表示
ファイル名は壊れていて数字だけの連番ファイルになっていることが多いですが、ファイルの中身が正常だった場合は右側にファイルの中身がプレビュー表示されます。
圧縮ファイルの一部の表示
zipファイルなどの圧縮ファイルだった場合は圧縮されているファイルの一部が表示されます。
復元したいファイルにチェックを入れて[Inverse]をクリック→[Next]をクリック
この中から復元したいファイルを探し出し、復元したいファイルにチェックを入れて[Inverse]をクリックします(複数選択可)。選択し終わったら[Next]で先に進めます。
選択したファイルの復元先フォルダを指定
次に、選択したファイルの復元先フォルダを指定します。

ここで指定するフォルダは復旧元のドライブとは別のドライブを選択することを推奨します。同じドライブ・パーティションに復元してしまうと復元するファイルで元ファイルのデータが上書きされて壊れてしまう可能性があるので注意してください。

[NEXT]をクリックするとファイルが復元されます。プロ版限定の機能ですが、ファイルの復元で困っている方は利用してみると良いでしょう。

Clean Masterの注意点

Clean Masterはパソコンを最適化するのにとても便利なソフトウェアですが、アンインストールする際は注意が必要です。

Clean Masterをアンインストールして他のクリーンアップソフトを導入し、そのクリーンアップソフトでレジストリの削除を実行した場合、動作が不安定になることがあるようです。

この場合、どちらのソフトウェアに問題があるのかわからない状態になり、最悪リカバリーしなければならなくなるため注意しましょう。


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