動画の「720p」「1080p」の違いとは?

動画の「720p」「1080p」の違いとは?

YouTubeやニコニコ動画などで動画を視聴していて「720p」「1080p」といった表示がされていてどのような違いがあるのか気になったことはありませんか?この記事では、動画の「720p」と「1080p」の違いを解説します。


目次[非表示]

  1. 動画の「720p」「1080p」とは?
  2. 「720p」「1080p」の違い

動画の「720p」「1080p」とは?

YouTubeやニコニコ動画などで『720p』や『1080p』という言葉を見たことはありませんか?『720p』や『1080p』って何?どういう意味?と疑問に思っていたユーザーの方もいらっしゃると思います。

『720p』、『1080p』に付いている『p』はprogressive scanの略です。『順次走査』という意味です。

実際に『720p』と『1080p』はどの様に違うのか下記で詳しく解説します。

「720p」「1080p」の違い

それでは『720p』と『1080p』はどの様に違うのか比較していきます。
 

まずは実際に『720p』と『1080p』の動画をiPhoneで撮影してみました。どの様に違うかご確認ください。

こちらがiPhoneのカメラ設定を『1080p』にした動画です。アップにしても色が綺麗なのが分かります。ちなみにiPhoneはデフォルトでは『1080p』に設定されているので、普段とっている動画は『1080p』です。

こちらがiPhoneのカメラ設定を『720p』にした動画です。『1080p』に比べるとほんの少し画面の色の鮮やかさが感じられない気もしますが、iPhoneやAndroidスマホなどの画面の小さい端末で見ればほとんど違いはありません。

 

パソコンなどの大きな画面で見ると少しだけ違いが分かるかもしれませんが、ほとんど分かりません。

『720p』はハイビジョンと呼ばれる画質です。『720p』でも十分に綺麗です。

『1080p』はフルハイビジョンと呼ばれハイビジョンより更に高画質です。

画質といえば4Kや8Kなどの言葉をよく聞くと思いますが『720p』は4Kや8Kの基準にもなっています。

 

4Kは『720p』の4倍、8Kは『720p』の8倍の解像度という事になり、高画質という事が分かります。

『720p』は1280×720を表しています。720という数字は、走査線の数を表しています。1280というのは走査線の中にある光を通すドットの数を表しています。

『1080p』は1980×1080を表しています。走査線が1080で走査線の中にある光を通すドットの数は1980です。この様に数字が大きくなればなるほど高画質という事になります。

 

少しでも高画質で動画を見たいユーザーの方や高画質でYouTubeに動画を投稿したいユーザーの方は『1080p』で撮影し、動画を投稿してください。ただ『1080p』の動画は高画質ですが容量が大きいというデメリットもあるので注意してください。


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