Outlookで「データファイル(.pst)が見つかりません」と表示される
メールソフト・Outlookで、「データファイル(.pst)が見つかりません」とエラーメッセージが表示されて困ってしまったことはありませんか?この症状が発生すると、Outlookが正常起動できなくなってしまいます。
この記事では、Outlookで「データファイル(.pst)が見つかりません」の対処法をご紹介していきます。pstファイルとは何なのか知りたい方は下記リンク先の記事にて説明していますので、併せてご覧ください。
Outlookで「データファイル(.pst)が見つかりません」の対処法
データファイルの場所を確認してみる
まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されるので、「ユーザーアカウント」をクリックしましょう。
ユーザーアカウントの項目一覧から、「Mail(Microsoft Outlook)(32ビット)」をクリックしましょう。
メール設定ウィンドウが表示されるので、「データファイル」をクリックしましょう。
アカウント設定ウィンドウが表示されます。「データファイル」タブの一覧から見つからないPSTファイルの保存場所のパスをチェックします。デフォルト設定であれば「C:\Users\<ユーザー名>\ドキュメント\Outlook ファイル\」が保存先に設定されているはずです。
アカウントを選択した状態で「ファイルの場所を開く」ボタンをクリックすると保存先フォルダが表示されます。ここに該当のPSTファイルがあるかどうか確認しましょう。もしPSTファイルがなかった場合は、タスクバーorスタートメニューで「pst」と入力してPSTファイルの検索を行います。もし別の場所にPSTファイルが存在していたら、上記で調べた保存先フォルダに移動しましょう。
データファイルの保存先フォルダを変更する・新しいデータファイルを作成する
もし保存先フォルダのパスが間違っている場合は、データファイルの保存先フォルダを設定し直せばOKです。
「アカウント設定」ウィンドウ・データファイルタブの「追加」ボタンをクリックしてPSTファイルを指定して、「OK」をクリックしましょう。リスト内に新しくPSTファイルの設定項目が追加されるので、選択して「規定に設定」をクリックします。あとは古い設定項目を選択して「削除」をクリックして削除すれば完了です。この方法は新しいデータファイルを作成することが可能なので、新規にデータファイルを作成したい場合はこの手順でデータファイルを作成しましょう。