Windows10にローカルアカウントを作成しユーザー追加する方法を解説!

Windows10にローカルアカウントを作成しユーザー追加する方法を解説!

Windows10でローカルアカウントを作成&追加する方法について解説します。そもそもローカルアカウントとは何なのか、ユーザー追加することでどんなメリットがあるかについても言及しています。ローカルアカウントを理解し、Windows10をより使いこなしましょう。


目次[非表示]

  1. Windows10にローカルアカウント
  2. Windows10にローカルアカウントを作成しユーザー追加する方法
  3. まとめ

Windows10にローカルアカウント

Windows10を起動した際、

  • ユーザー名(アカウント)
  • パスワード
を入力してログインしますよね。

Windows10ではアカウントの標準が「Microsoftアカウント」となっていて、ユーザー情報がMicrosoft側にも保存されます。

それに対し、ユーザー情報をパソコン内のみに保存するのが「ローカルアカウント」です。

標準外のアカウント種別ではありますが、

  • 好きなユーザー名を付けられる(Microsoftアカウントは他者と重複する名前は付けられない)
  • ユーザー情報をインターネットに保存しないため、情報漏洩リスクが低い
というメリットがあります。

その代わり、Microsoftアカウントではインターネット上の各種Microsoftサービス(ストアなど)を利用することができますが、ローカルアカウントではそれらを利用することはできません。

ローカルアカウントとは何?

そもそもローカルアカウントとは何か、改めて振り返ってみましょう。

Windowsが世に出始めたころは、インターネットは現代ほど生活に密着したものではありませんでした。当時のパソコンは、必ずしもインターネット接続するとは限らなかったのです。

そのため、使用者の区別をするためのアカウントは、パソコン内に保存するのが主流でした。

現在はインターネットが当たり前の時代で、パソコンのみならず、スマホもタブレットもインターネット接続して利用することが前提になっています。

そのため、異なる端末でも共通のアカウントが使用できるようアカウント情報もインターネット上に保存し、情報を一元管理する流れに移ってきています。

言わば、従来からあるアカウントの考え方が、ローカルアカウントなのです。

現代の主流はインターネットアカウントではありますが、Microsoftは現在もローカルアカウントをサポートし、従来のようなパソコンの使用方法もできるようになっています。

Windows10にローカルアカウントを作成しユーザー追加する方法

それでは、実際にローカルアカウントを新規に作成し、ユーザー追加してみたいと思います。

Windows10のスタートメニューのアカウント管理
スタートメニューを開き、キーボードで「アカウント」と入力し、「アカウントの管理」をクリックします。
ユーザーの情報
管理画面が起動したら、まず現在のアカウントが、管理者権限を持っているかを確認してください。
「管理者」の表記があればOKです。
(管理者でないと、ユーザーの新規作成や変更はできません)
家族とその他のユーザー
画面左側から「家族とその他のユーザー」をクリックし、画面右側の「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
このユーザーはどのようにサインインしますか?
ユーザー作成画面で「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
アカウントを作成しましょう
次の画面で「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
このPC用のアカウントを作成
アカウントの新規登録画面です。
  • ユーザー名
  • パスワード(確認のため2回入力)
  • パスワードを忘れた場合の質問と回答
を入力します。
(画面では、「local01」という名前のアカウントを作成しています)
家族とその他のユーザー
新規アカウントがユーザー追加され「ローカルアカウント」の表記があることを確認してください。

これでユーザー追加作業は完了です。一度Windows10をサインアウトすると、先ほど作成した「local01」を選択できるようになっているはずです。

設定したパスワードでログインできることを確認してください。

まとめ

Windowsのローカルアカウントの意味と、実際のアカウント作成方法について解説しました。

従来に比べ使用頻度の少なくなったローカルアカウントですが、まだまだ現役です。うまく使いこなしてくださいね。


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