iPhoneのバッテリーを長持ちさせろ!節約・節電方法18選をご紹介

iPhoneのバッテリーを長持ちさせろ!節約・節電方法18選をご紹介

iPhoneのバッテリーを長持ちさせたい方は必見です!iPhoneのすぐ切れる充電をこれまでよりも長時間持たせるための設定や節電・節約テクニックを18種類ご紹介します。またiPhoneのバッテリーの寿命を考慮した充電のタイミングについてもご紹介


目次[非表示]

  1. iPhoneのバッテリーの消耗度・寿命
  2. iPhoneのバッテリーの節約・節電方法18選
  3. まとめ

みなさんはiPhoneのバッテリーは長持ちしていますでしょうか?しっかし充電したのにバッテリーがすぐに終わってしまい困っている方も多いかと思います。

そこで今回の記事ではiPhoneのバッテリーをより持たせるために有効な節電・節約テクニックをご紹介していきます。

iPhoneのバッテリーの消耗度・寿命

節電・節約テクニックの前に、まずは自身のiPhoneのバッテリーの消耗度を知っておきおましょう。

というのもiPhoneのバッテリーの消耗度を知った上で極端にバッテリーが消耗している場合は交換を検討したほうがいいからです。まずは自分のiPhoneのバッテリーの消耗度・寿命について知りましょう。

ちなみにiPhoneのバッテリーの寿命が尽きた時は交換する形になりますが、その際の時間や費用は結構かかります。

iPhoneのバッテリー交換の費用と時間の目安については下記の記事を参考にして下さい

iPhoneのバッテリー交換の費用と時間の目安は?どこで行えるのか丁寧にご紹介!

iPhoneのバッテリ-交換はどこでできるのか、費用はどれくらいか初めての場合には分からないことばかりだと思います。iPhoneのバッテリー交換は基本的にはアップルケアから可能です。iPhoneのバッテリー交換の方法、費用などについて詳しく見ていきましょう。

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一般的にはiPhoneのバッテリーの寿命は3年と言われています。

もちろん充電回数や使用している環境、使い方にも左右されますのであくまでも3年は目安として認識しておきましょう。

バッテリー・ライフ(Battery Life)を使って健康状態をチェック

個別にバッテリーの健康状態を調べる事ができる「バッテリー・ライフ」を使って診断してみましょう。

バッテリー・ライフ (Battery Life) のインストールはこちら
バッテリー・ライフのアプリを立ち上げるとすぐにバッテリーの消耗レベルが表示
バッテリー・ライフのアプリを立ち上げるとすぐにバッテリーの消耗レベルが表示されます。

消耗レベルと、その消耗レベルが平均的なのかどうかが表示されとてもわかり易いです。
画面下部の部分をタップ
次に予想稼働時間を確認してみましょう。画面下部の部分をタップします。
通話やWEB閲覧、動画再生などを連続実行した場合の予想稼働時間が算出
すると通話やWEB閲覧、動画再生などを連続実行した場合の予想稼働時間が算出されます。大体の目安として把握しておきましょう。

バッテリー・ライフをご紹介してきましたが、最初に表示されたのがバッテリーの消耗の度合いになります。

現在の値をより持たせるために、節電・節約をしていきましょう。それでは節約・節電方法をご紹介していきます。

今回は全18選をご紹介していきますが、すべてを実行しなくてもぜひご自身でやれる範囲の節電・節約方法をためしてみて下さい。

iPhoneのバッテリーの節約・節電方法18選

1. 画面の明るさを調整する

ディスプレイの明るさは明るいほど当然バッテリーを消耗しやすくなります。ただし暗くするほど見にくくなる可能性がありますので、ご自身が視認して問題ない範囲で画面を暗くしましょう。

iPhoneの設定アプリを開き、「画面表示と明るさ」をタップ
iPhoneの設定アプリを開き、「画面表示と明るさ」をタップします。
「明るさ」の箇所を左にスライド
「明るさ」の箇所を左にスライドさせて、見づらくならない範囲で可能な限り暗くしましょう。

2. データローミングをオフにする

データローミングとは契約しているキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)のサービスエリア外に出てしまったタイミングに、代わりに現地のキャリアに接続するかどうかの設定となります。

例えば、海外でドコモで契約しているiPhoneを使うと、データローミングがオンであれば、ドコモではなく、現地のキャリアのモバイルデータ通信を利用することになります。

高額請求につながるリスクもありますし、バッテリーの省エネ的にもオフにしておきましょう。iPhoneのデータローミングとは何か?詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみて下さい。

iPhoneのデータローミングとは何?オフにする設定方法をご紹介!

iPhoneの設定画面を見ていて、「データローミング」という項目があることに気付いた方も多いのでは。デフォルトでONになっていて、よく分からないからそのまま放置というようなことも多いでしょう。今回はデータローミングの設定方法を紹介します。

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ここではデータローミングをオフにする方法をご紹介します。

iPhoneの設定アプリを開き「モバイル通信」をタップ
iPhoneの設定アプリを開き「モバイル通信」をタップします。
モバイル通信の設定ページの「通信のオプション」をタップ
モバイル通信の設定ページの「通信のオプション」をタップします。
「データローミング」をオフに設定
「データローミング」をオフに設定しておきましょう。

3. 位置情報サービス(GPS)をオフにする

位置情報サービスを常にオンにしておくと、電池の消耗が激しく比較的すぐにバッテリーがつきてしまいます。

マップなどを使うときはオンにして、普段は位置情報サービスはオフにしておきましょう。

iPhoneの設定アプリの「プライバシー」をタップ
iPhoneの設定アプリの「プライバシー」をタップしましょう。
プライバシーの設定画面の「位置情報サービス」をタップ
プライバシーの設定画面の「位置情報サービス」をタップします。
位置情報サービスがオンになっていれば、オフに設定
位置情報サービスがオンになっていれば、オフに設定しましょう。

マップアプリなどで位置情報サービスを使いたい場合は、使うときに同じ手順で位置情報サービスをオンにしましょう。

4. WifiとBluetoothをオフにする

WifiやBluetoothをオンにしていると、iPhoneはWifi・Bluetoothの接続先を探すために電池を常に消費します。接続する時以外はオフにしておきましょう。

iPhoneのホーム画面で上にスワイプしてコントロールセンターを出現させる
WifiとBluetoothはコントロールセンターからオン・オフの切替を行うと素早く出来ます。

iPhoneのホーム画面で上にスワイプしてコントロールセンターを出現させましょう。
WifiとBluetoothのアイコンをタップし、オフに設定
WifiとBluetoothのアイコンをタップし、オフに設定します。

5. iCloud関連のサービスで使っていないものをオフにする

クラウド上にデータを保存して、他の端末と共有できるiCloudはとても便利なサービスです。しかしクラウド上のサービスと裏側で通信をしているためバッテリーにとっては省エネではありません。

これは利便性とトレードオフになりますが、iCloud関連で使っていないサービスはオフにしておきましょう。

設定アプリを開き、自分のApple IDの箇所をタップ
設定アプリを開き、自分のApple IDの箇所をタップします。
iCloudをタップ
iCloudをタップします。
iCloud関連のサービスが表示されますので、使っていないサービスをオフに設定
iCloud関連のサービスが表示されますので、使っていないサービスをオフに設定しておきます。

また使うタイミングが分かっているアプリについては使う時にオンにすると効果的です。

6. Siriからの提案をオフにする

アプリやファイルなどをすぐに検索できるSiriからの提案や調べるの候補ですが、オフにすることでバッテリー的には省エネになります。可能な方はオフにしておきましょう。

設定アプリの「Siriと検索」をタップ
設定アプリの「Siriと検索」をタップします。
SIRIからの提案
SIRIからの提案の箇所で
  • 検索の候補
  • "調べる"の候補
の2つをオフにします。

7. 壁紙を静止画にする

iPhoneの壁紙には

  • LIVE
  • 静止画
  • ダイナミック
の3種類があり、一番動きのない静止画がバッテリーの節電的には好ましいです。特にこだわりの無い方は壁紙は静止画にしておきましょう。

iPhoneの設定アプリを開き、「壁紙」をタップ
iPhoneの設定アプリを開き、「壁紙」をタップします。
「壁紙を選択」をタップ
次に「壁紙を選択」をタップします。
静止画を選択し好きな壁紙を選択
3種類から選べますので、静止画を選択し好きな壁紙を選択しましょう。

8. インターネット共有をオフにする

WifiやBluetoothを通じて他のPC端末などでインターネット共有を行えるテザリングの機能ですが、オンにしているとバッテリーを消費します。必要ない場合はオフにしておきましょう。
(セキュリティ上の観点からもオフにしておきましょう)

iPhoneの設定を開き「インターネット共有」をタップ
iPhoneの設定を開き「インターネット共有」をタップします。
インターネット共有をオフ
インターネット共有をオフにします。

9. AirDropをオフにする

連作先・ファイル交換に便利なAirDropですが、使わない場合はオフにして節電しましょう。またAirDropがオンの状態で誰とでもAirDropできる設定でよろしくない画像を送りつける問題も近年ありましたね。セキュリティの観点からも使わない場合はオフにしておきましょう。

ホーム画面で下から上にスワイプして、コントロールセンターを呼び出し
それではAirDropを無効にする設定のご紹介です。まずはホーム画面で下から上にスワイプして、コントロールセンターを呼び出しましょう。
図の左上の部分をグッと強く押し込む
最新のiOSの場合はコントロールセンターの最初の画面にAirDropの設定がないです(隠れています)。図の左上の部分をグッと強く押し込んでみましょう。
隠れていたメニューが表示
すると隠れていたメニューが表示されます。ここでAirDropを選択します。
AirDropを受信しないに設定
AirDropを受信しないに設定します。

10. 低電力モードを利用する

iPhoneの電池残量が減った時に自動で入る低電力モードですが、通常状態でも利用できます。

iPhoneの設定アプリから「バッテリー」を選択
iPhoneの設定アプリから「バッテリー」を選択しましょう。
「低電力モード」をオン
「低電力モード」をオンにします。

ただし低電力モードをオンにすると注意書きにある通り"Hey Siri"、Appのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクトがオフになります。

使い勝手は落ちる可能性もありますが、節電・節約したい方にはうってつけの機能です!

11. 解析情報を共有しない

iPhoneでは設定次第ではApple WatchやiCloud、ヘルスケアなどの解析情報をAppleやデベロッパに対して定期的に共有をしています。もちろん共有するには通信しているため電池を消耗します。オン・オフの設定が可能ですので、気になる方はオフにしておきましょう。

iPhoneの設定の「プライバシー」をタップ
iPhoneの設定の「プライバシー」をタップします。
一番下にある「解析」をタップ
一番下にある「解析」をタップします。
解析されている情報の一覧と共有設定の画面
解析されている情報の一覧と共有設定の画面が開きます。

必要ない共有をオフにしましょう。

12. Siriをオフにする

ユーザーからの音声での問いかけに答えてくれるSiriですが、オフにすることで省エネが見込めます。もしもSiriを普段使っていない方はオフにしておきましょう。

設定の「Siriと検索」をタップ
Siriをオフにするには設定の「Siriと検索」をタップしましょう。
「"Hey Siri"を聞き取る」や「ホームボタンを押してSiriを使用」や「ロック中にSiriを許可」などをオフ
「"Hey Siri"を聞き取る」や「ホームボタンを押してSiriを使用」や「ロック中にSiriを許可」などをオフにしておきましょう。

13. 不要な通知をオフにする

iPhoneのPush通知はSNSの更新や最新情報をすぐ知りたいときに便利ですが、通知が多すぎるとその分、電池が減っていきます。

この機会に不要な通知をオフにしておきましょう。

設定アプリの通知をタップ
設定アプリの通知をタップします。
アプリの一覧が表示
アプリの一覧が表示されるので、通知をオフにしても問題ないアプリの通知はオフにしておきましょう。

14. 機内モードを利用する

iPhoneには4G、Wifi、GPSなどの無線機能を無効にする「機内モード」というものがあります。機内モードにすることで電力を節電することにつながります。

もしもインターネットにアクセスする必要のない時があれば、ぜひ機内モードにしておきましょう。(電源を切るのもありですが)

iPhoneの飛行機マークの機内モードとは?活用方法を解説!

4G、Wifi、GPSなどの無線機能を無効にする「機内モード」。 飛行機に乗るときにだけ使うと思われがちですが、機内モードを使うといろんなメリットがあるんです。 今回は、機内モードの設定のやり方と知っていると便利な活用方法を紹介したいと思います。

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コントロールセンターを呼び出して飛行機マークをタップ
ホーム画面で下から上にスワイプし、コントロールセンターを呼び出して飛行機マークをタップしましょう。

するとすぐに機内モードになります。

15. Appのバックグラウンド更新をオフにする

iPhoneにインストールされているアプリはWifi/モバイル通信接続時に、バックグラウンドでコンテンツを更新することを許可する設定があります。これをオフにすることで節電に繋がりますので、不要なものはオフにしましょう。

設定アプリの「一般」をタップ
設定アプリの「一般」をタップします。
「Appのバックグラウンド更新」をタップ
次に「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
Appのバックグラウンド更新がオンになっていれば、そこをタップ
Appのバックグラウンド更新がオンになっていれば、そこをタップします。
オフをタップ
オフをタップしましょう。

16. 自動ロックまでの時間を短くする

iPhoneは使用時よりも、ロック画面に入ることで電力が節電されますが、自動ロックに入るまでの時間を短くすることで省エネに繋がります。

なるべく自動ロックまでの時間を短くしておきましょう。

設定の「画面表示と明るさ」をタップ
設定の「画面表示と明るさ」をタップします。
自動ロックをタップ
自動ロックをタップします。自動ロックまでの時間は30秒が選べる中では一番短い時間ですので、30秒を選択しておきましょう。
iPhoneのスリープ(自動ロック)までの時間を設定しよう!スリープさせない事は可能?

iPhoneのスリープまでの時間を設定する方法についてご紹介します。iPhoneは一定時間後に自動でロック状態になります。このロック状態(スリープ)までの時間を好みにあわせて設定しましょう。またスリープさせない設定や低電力モード時のスリープについて解説します。

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17. アクセシビリティを見直す

iPhoneの画面や操作に関する視覚や聴覚のインターフェースの設定ができるアクセリビリティですが、その機能が起動することで電力を消費するものもあります。

ただこの部分は使い勝手に影響してきますので、必要なものはそのままで、不要だと思ったものはオフにしましょう。

設定のアクセシビリティをタップ
設定のアクセシビリティをタップします。
視覚・聴覚のサポートをする機能の一覧が表示
視覚・聴覚のサポートをする機能の一覧が表示されます。必要なものはそのままで、不要なものはオフにしておきましょう。

18. iOSを最新にしておく

iPhone

必ずしも最新のOS=消費電力が少ないことにはつながりませんが、OSのアップデートでバグの修正や非効率なプログラムなどが改善され、より効率的に操作でき節電につながる事が期待できます。

最新のOSが登場したときはTwitterなどで最新情報をゲットしつつ、節電になりそうであればOSを最新バージョンにしましょう。
(たまに電力が異常に減る・・というアップデートの影響も目にしますので慎重にいきましょう。)

iPhoneのiOSのバージョンの確認方法をご紹介!最新のiOSなのか?

iPhoneを普段使っている分には、あまりバージョンを確認するということは少ないです。だからこそ、いざ確認しようとした時に分からなくなってしまったりします。そんなiPhoneのバージョンの確認方法をご紹介していきます。iOSが最新かどうかチェックしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?バッテリーを節約する設定やテクニックを18個ご紹介してきました。使い勝手とのトレードオフになる設定もあるかと思いますので、出来る範囲でぜひ実践してみましょう。

また充電に関してですが、バッテリーの寿命を考えるとフル充電や全く空の状態というのは好ましくなく、50%前後をキープするのが長期のバッテリーの寿命に有効なようです。つまり充電は0%になるまで使い切るよりも、50%をキープできるタイミングを見計らって充電した方がバッテリーの寿命的には好ましいです。

またぜひ公式のAppleの情報もチェックしておきましょう。

バッテリーの駆動時間と 耐用年数を最大限に延ばす

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