みなさんはiPhoneのバッテリーは長持ちしていますでしょうか?しっかし充電したのにバッテリーがすぐに終わってしまい困っている方も多いかと思います。
そこで今回の記事ではiPhoneのバッテリーをより持たせるために有効な節電・節約テクニックをご紹介していきます。
iPhoneのバッテリーの消耗度・寿命
節電・節約テクニックの前に、まずは自身のiPhoneのバッテリーの消耗度を知っておきおましょう。
というのもiPhoneのバッテリーの消耗度を知った上で極端にバッテリーが消耗している場合は交換を検討したほうがいいからです。まずは自分のiPhoneのバッテリーの消耗度・寿命について知りましょう。
ちなみにiPhoneのバッテリーの寿命が尽きた時は交換する形になりますが、その際の時間や費用は結構かかります。
iPhoneのバッテリー交換の費用と時間の目安については下記の記事を参考にして下さい
一般的にはiPhoneのバッテリーの寿命は3年と言われています。
もちろん充電回数や使用している環境、使い方にも左右されますのであくまでも3年は目安として認識しておきましょう。
バッテリー・ライフ(Battery Life)を使って健康状態をチェック
個別にバッテリーの健康状態を調べる事ができる「バッテリー・ライフ」を使って診断してみましょう。
バッテリー・ライフをご紹介してきましたが、最初に表示されたのがバッテリーの消耗の度合いになります。
現在の値をより持たせるために、節電・節約をしていきましょう。それでは節約・節電方法をご紹介していきます。
今回は全18選をご紹介していきますが、すべてを実行しなくてもぜひご自身でやれる範囲の節電・節約方法をためしてみて下さい。
iPhoneのバッテリーの節約・節電方法18選
1. 画面の明るさを調整する
ディスプレイの明るさは明るいほど当然バッテリーを消耗しやすくなります。ただし暗くするほど見にくくなる可能性がありますので、ご自身が視認して問題ない範囲で画面を暗くしましょう。
2. データローミングをオフにする
データローミングとは契約しているキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)のサービスエリア外に出てしまったタイミングに、代わりに現地のキャリアに接続するかどうかの設定となります。
例えば、海外でドコモで契約しているiPhoneを使うと、データローミングがオンであれば、ドコモではなく、現地のキャリアのモバイルデータ通信を利用することになります。
高額請求につながるリスクもありますし、バッテリーの省エネ的にもオフにしておきましょう。iPhoneのデータローミングとは何か?詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみて下さい。
ここではデータローミングをオフにする方法をご紹介します。
3. 位置情報サービス(GPS)をオフにする
位置情報サービスを常にオンにしておくと、電池の消耗が激しく比較的すぐにバッテリーがつきてしまいます。
マップなどを使うときはオンにして、普段は位置情報サービスはオフにしておきましょう。
マップアプリなどで位置情報サービスを使いたい場合は、使うときに同じ手順で位置情報サービスをオンにしましょう。
4. WifiとBluetoothをオフにする
WifiやBluetoothをオンにしていると、iPhoneはWifi・Bluetoothの接続先を探すために電池を常に消費します。接続する時以外はオフにしておきましょう。
5. iCloud関連のサービスで使っていないものをオフにする
クラウド上にデータを保存して、他の端末と共有できるiCloudはとても便利なサービスです。しかしクラウド上のサービスと裏側で通信をしているためバッテリーにとっては省エネではありません。
これは利便性とトレードオフになりますが、iCloud関連で使っていないサービスはオフにしておきましょう。
6. Siriからの提案をオフにする
アプリやファイルなどをすぐに検索できるSiriからの提案や調べるの候補ですが、オフにすることでバッテリー的には省エネになります。可能な方はオフにしておきましょう。
7. 壁紙を静止画にする
iPhoneの壁紙には
- LIVE
- 静止画
- ダイナミック
8. インターネット共有をオフにする
WifiやBluetoothを通じて他のPC端末などでインターネット共有を行えるテザリングの機能ですが、オンにしているとバッテリーを消費します。必要ない場合はオフにしておきましょう。
(セキュリティ上の観点からもオフにしておきましょう)
9. AirDropをオフにする
連作先・ファイル交換に便利なAirDropですが、使わない場合はオフにして節電しましょう。またAirDropがオンの状態で誰とでもAirDropできる設定でよろしくない画像を送りつける問題も近年ありましたね。セキュリティの観点からも使わない場合はオフにしておきましょう。
10. 低電力モードを利用する
iPhoneの電池残量が減った時に自動で入る低電力モードですが、通常状態でも利用できます。
使い勝手は落ちる可能性もありますが、節電・節約したい方にはうってつけの機能です!
11. 解析情報を共有しない
iPhoneでは設定次第ではApple WatchやiCloud、ヘルスケアなどの解析情報をAppleやデベロッパに対して定期的に共有をしています。もちろん共有するには通信しているため電池を消耗します。オン・オフの設定が可能ですので、気になる方はオフにしておきましょう。
12. Siriをオフにする
ユーザーからの音声での問いかけに答えてくれるSiriですが、オフにすることで省エネが見込めます。もしもSiriを普段使っていない方はオフにしておきましょう。
13. 不要な通知をオフにする
iPhoneのPush通知はSNSの更新や最新情報をすぐ知りたいときに便利ですが、通知が多すぎるとその分、電池が減っていきます。
この機会に不要な通知をオフにしておきましょう。
14. 機内モードを利用する
iPhoneには4G、Wifi、GPSなどの無線機能を無効にする「機内モード」というものがあります。機内モードにすることで電力を節電することにつながります。
もしもインターネットにアクセスする必要のない時があれば、ぜひ機内モードにしておきましょう。(電源を切るのもありですが)
15. Appのバックグラウンド更新をオフにする
iPhoneにインストールされているアプリはWifi/モバイル通信接続時に、バックグラウンドでコンテンツを更新することを許可する設定があります。これをオフにすることで節電に繋がりますので、不要なものはオフにしましょう。
16. 自動ロックまでの時間を短くする
iPhoneは使用時よりも、ロック画面に入ることで電力が節電されますが、自動ロックに入るまでの時間を短くすることで省エネに繋がります。
なるべく自動ロックまでの時間を短くしておきましょう。
17. アクセシビリティを見直す
iPhoneの画面や操作に関する視覚や聴覚のインターフェースの設定ができるアクセリビリティですが、その機能が起動することで電力を消費するものもあります。
ただこの部分は使い勝手に影響してきますので、必要なものはそのままで、不要だと思ったものはオフにしましょう。
18. iOSを最新にしておく
必ずしも最新のOS=消費電力が少ないことにはつながりませんが、OSのアップデートでバグの修正や非効率なプログラムなどが改善され、より効率的に操作でき節電につながる事が期待できます。
最新のOSが登場したときはTwitterなどで最新情報をゲットしつつ、節電になりそうであればOSを最新バージョンにしましょう。
(たまに電力が異常に減る・・というアップデートの影響も目にしますので慎重にいきましょう。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?バッテリーを節約する設定やテクニックを18個ご紹介してきました。使い勝手とのトレードオフになる設定もあるかと思いますので、出来る範囲でぜひ実践してみましょう。
また充電に関してですが、バッテリーの寿命を考えるとフル充電や全く空の状態というのは好ましくなく、50%前後をキープするのが長期のバッテリーの寿命に有効なようです。つまり充電は0%になるまで使い切るよりも、50%をキープできるタイミングを見計らって充電した方がバッテリーの寿命的には好ましいです。
またぜひ公式のAppleの情報もチェックしておきましょう。