「リダイレクトの警告」とは?
Googleで調べごとをしていると、サイトに飛ぶ直前に「リダイレクトの警告」という画面が表示されることがあります。
リダイレクトとは、指定したWebページ(URL)にアクセスした際に自動的に別ページへと転送する仕組みのことで、Web業界では一般的に使われている技術のひとつです。
例えば、GoogleはURLの入力ミスを防ぐリダイレクトを行っており、間違えて「gogle.com」にアクセスしても、正しい「google.com」に自動でリダイレクトされるようになっています。
そしてこのリダイレクトに対してアラートを鳴らしているのが、Google検索結果からサイトにアクセスしようとした時に表示される「リダイレクトの警告」です。
警告が表示されたサイトは、本来接続しようとしたサイトとはまた別のサイト・ページに飛ばされてしまう(リダイレクトされてしまう)可能性があるため、Googleが本当にアクセスしてもいいのかどうか判断させるために表示してくれています。
「リダイレクトの警告」が表示された場合はその先は危険なサイトなのか?
警告が表示されるということは、今アクセスしようとしているサイトが危険だと思うかもしれませんが、必ずしも危険なサイトとは限りません。
リダイレクトの警告とは、アクセスしようとしたアクセスしようとしたページのリダイレクト設定が間違っている・異常が起きているときに発生する警告です。
リダイレクトが設定されているサイトは数多くありますが、正しく設定されているサイトにはリダイレクトの警告が表示されません。
この警告はGoogle Chromeでのみ表示される可能性のある警告で、以前アクセスしたサイトに再アクセスする際に表示される可能性が高くなっています。
つまり、「リダイレクトの警告が表示される=危険なサイト・乗ハッキングされているサイト」というわけではないのです。
ですが、危険なサイトである可能性が0であるとは限りません。
危険なサイトである可能性が0であれば、Googleもわざわざ「リダイレクトの警告」を表示することもないでしょう。
今までアクセスしたことがないサイトにアクセスしようとして「リダイレクトの警告」が表示されたサイトは、万が一のことを考えると避けた方がいいかもしれません。