Youtubeでの地域限定の動画
Youtubeで動画を見ようとしたのに、「お住まいの地域では著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています。」もしくは「この動画は、お住まいの国では公開されていません。」と表示されて、動画が再生できない…といったケースに遭遇したことはありませんか?
インターネットでYoutubeを利用しているユーザーがこのケースで困っているケースがあります。
「この動画は、お住まいの国では公開されていません。」
— *aya*(≧▽≦)♡ (@ay_another) September 14, 2017
なんでやねん!?(怒)
> Toshiyuki Takagi seals the win for Urawa Red Diamonds! - YouTube https://t.co/4kK4X5OkV7
Twitterでもこういう悩みの声が多いですね。
片方の動画は浦和レッズが活躍している動画なのですが、何故日本から動画が視聴できないのでしょう。 視聴できない原因は二通りあります。一つ目は、Youtubeが地域限定としてブロックをかけている場合です。
Youtubeのヘルプを見ると、以下のような文言が書かれています。
・動画の所有者が特定の国でのみコンテンツを利用できるように選択している(通常はライセンスや権利が原因)。
・各地域の法律に準拠するために、YouTube 側で特定のコンテンツをブロックしている可能性がある。
このように、地域ごとの法律にひっかからないように制限しているケースが多いようです。
やはり見れないのか・・
— 愛知サンボ日進レス広報 (@aisam_nisswres) August 28, 2017
Suzuki World Judo Championships 2017: Day 1 - Final Block
この動画は、お住まいの国では公開されていません。https://t.co/UV61YvdaJl
二つ目は、動画のアップロード者が視聴制限をかけてブロックしている場合です。
この場合は、日本の法律にひっかかる動画のために日本からは視聴できないようにしていることが多いです。日本の著作権にひっかかる動画だとしても、日本から視聴できなければ違反通告できないからですね。
これら視聴制限をかけられている動画を見たくても諦めている方は多いかもしれませんが、実は視聴制限を回避して動画を見ることが可能です。
Youtubeで地域限定の動画をブロック回避して見る方法
それでは地域限定の動画のブロックを回避してどうやって動画を見ればいいのでしょうか?
プロキシを設定してYoutubeの地域限定動画をブロック回避する
プロキシという単語はあまり聞き覚えがない方も多いと思います。
「プロキシ」という単語は「代理」という意味で、インターネット接続するときに使う中継サーバーのことを指します。
普通にブラウザを使いYoutubeを見ると、「日本サーバー→Youtube」といった繋がりになるのでYoutube側は日本のユーザーだと判断するのですが、プロキシを設定することで「日本サーバー→プロキシ(海外サーバー)→Youtube」のように海外のサーバーを経由することで、Youtubeは日本のユーザーではなく別の国のユーザーだと判断するようになります。
要はプロキシを使えば日本からYoutubeに接続しても、他の国のユーザー扱いにできるわけです。
このプロキシ設定ですが、特に専門的な知識は必要ありません。外部サービスを使うことで簡単にプロキシを設定することができてしまいます。
ProxFree
このサイトは、ユーザーの代わりにプロキシサーバーを用意して動画を再生してくれる便利なサイトです。
使い方は簡単で、枠で囲んだ入力フォームに見たい動画のURLを貼り付けて、右にある「PROXFREE」と書かれたボタンを押すだけです。
このように、ブロックされずに動画を再生することができるようになりました。
プロキシサーバーはアメリカだけでなくドイツやフランスなども用意されているので、多くの場合はこのサイトだけで視聴制限のかけられた動画を見ることができるでしょう。
Unblock Youtube
こちらもプロキシサーバーを用意して動画を再生してくれるサイトです。
ヨーロッパにサーバーがあるので、欧州地域の動画を見たい場合はこちらのサイトを利用してみましょう。 画面下部にある入力フォームに動画のURLを貼り付けて、右のGoボタンをクリックすれば動画が再生できるようになります。
ブラウザの拡張機能を使ってYoutubeの地域限定動画をブロック回避する
Touch VPN
ブラウザ「Google Chrome」を使っているなら、この拡張機能を使うことをおすすめします。まずは右上の「CHROMEに追加」をクリックし、Touch VPNをインストールしましょう。 注意事項のポップアップが表示されるので、同意してインストールします。
インストールが終了したら、見たい視聴制限のかかったYoutube動画にアクセスしましょう。
動画ページが表示されたら、ブラウザの右上にあるTouch VPNのアイコンをクリックすると画像のようなボタンが表示されます。中央の「クリックして接続」をクリックすれば自動的にサーバーを選択し、動画に再アクセスしてくれます。
これで、ブロックされずに動画が再生できるようになりました。
メニュー欄の「From」はプロキシサーバーの場所となっており、デフォルトでは自動的に選択になっていますが、カナダ・ヨーロッパなどのサーバーを自分で選ぶことも可能となっています。
まとめ
Youtubeで地域限定の動画をブロック回避して見る方法、いかがでしたでしょうか。
地域限定の動画は「お住まいの地域では著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています。」「この動画は、お住まいの国では公開されていません。」と表示されて再生することができませんが、プロキシを設定して別の国からのアクセス扱いにすれば問題なく再生することができるようになります。
紹介したサービスをブックマークに保存したり、Google ChromeユーザーならTouch VPNをインストールしておけば、こういった動画で視聴ブロックされた時にすぐ対応できるので導入をおすすめします。 また今回ご紹介したサービスは海外のサービスであったり、外部のサービスとなっていますのでご利用は自己責任でお願いいたします。