Macで音声を録音する方法!ボイスレコーダー代わりに便利!

Macで音声を録音する方法!ボイスレコーダー代わりに便利!

Macで音声を録音しておきたいと思われることがあると思います。ノートタイプのMacやiMacには内蔵マイクが搭載されていますので、内蔵マイクを使った録音方法とMacから出力されている音声を録音する方法を今回はご紹介します。


目次[非表示]

  1. Macで音声を録音したい
  2. Macで音声を録音する方法
  3. Macの内蔵マイクで音声を録音する方法
  4. Macから出力されている音声を録音する方法
  5. まとめ

Macで音声を録音したい

今回ご紹介する方法はMacでボイスレコーダー代わりに音声を録音方法となっています。

「Macで動画キャプチャ(画面収録)した上で音声も入れる方法」の記事では、Macの画面映像と音声の同時収録について解説しておりますので、そちらもぜひ参照してください。

  • 会議の議事録作成のために音声を録音しておきたい
  • SkypeやiFaceTimeオーディオの通話を録音したい
というボイスレコーダー代わりとしてMacを活用したいと思うケースがあると思います。

以下で解説している録音方法を覚えることで、Macをレコーダアートして使用することができます。

Macで音声を録音する方法

Macで音声を録音するには、内蔵マイクとMacに標準搭載されているQuickTime Playerを使用すれば音声録音をすることができます。

つまり内部の既存のアプリを使えば専用の録音ソフトなしでも音声の録音が可能です。

ただし上記の録音方法では、Macから出力されているSkypeやFaceTimeでの相手の音声は録音できません。

内蔵マイクとQuickTime Playerに加えてフリーソフトのSoundflowerとLsdioCastを使用すれば相手の音声も録音することが可能となります。

以下では会議の議事録収録などに使用できる「内蔵マイクの音声を録音する方法」とSkypeやFaceTimeオーディオなどの「Macから出力されている音声を録音する方法」の2つの音声録音方法を解説していきます。

Macの内蔵マイクで音声を録音する方法

Launchpadのその他を選択

1.DockにあるLaunchpadをクリックします。

2.「その他」をクリックします。

QuickTime Playerを起動

3.「その他」のフォルダ内の「QuickTime Player」をクリックさせて起動させます。

一旦「完了」を選択

4.ウインドウが開きますので「完了」をクリックします。

メニューバーからファイル→新規オーディオ収録

5.メニューバーより「ファイル」>「新規オーディオ収録」をクリックします。

6.中央の録音ボタン横にある下矢印のアイコンをクリックし、録音するソースを選択します。ここでは内蔵マイク(または外付けのマイク)を選択します。

7.ソースの選択が終われば左側の録音ボタンをクリックします。クリックすると録音ボタンが停止ボタンに切り替わります。

中央の停止ボタン

8.録音を終了したいときは、中央の停止ボタンをクリックします。

録音内容が再生できる

9.停止ボタンを押すと録音内容が確認できます。

名前をつけて保存

10.内容確認後に閉じるボタンを押すと保存さ保存確認のウインドウが表示されます。

こちらでファイル名、保存場所を選択し、保存ボタンをクリックします。

Macから出力されている音声を録音する方法

Macから出力される音声を録音するには以下のアプリをインストールします。

  • Soundflower
  • LadioCast

どちらもフリーのアプリとなっています。

Soundflowerのインストール

こちらのリンクよりダウンロードします。

ダウンロードされたdmgファイルをダブルクリックし、表示されるSoundflower.pkgをダブルクリックします。

“Soundflower.pkg”は、開発元が未確認のため開けません。

1.「“Soundflower.pkg”は、開発元が未確認のため開けません。」というエラーメッセージが表示されるので、「OK]ボタンをクリックします。

セキュリティとプライバシーから「このまま開く」を選択

2.システム環境設定のセキュリティとプライバシーの項目の一般パネルを開き、下部のダウンロードしたアプリケーションの実行許可のところの「このまま開く」という項目をクリックします。

ポップアップウィンドウで開くを選択

3.再び上部のポップアップウィンドウが開くので「開く」を選択します。

Soundflowerのインストールの続けるを選択

4.インストール画面が表示されます。
「続ける」をクリックします。

そのまま変更せずに「インストール」を選択

5.インストール先を選択します。そのまま変更せずに「インストール」をクリックします。

ログイン時のパスワード入力し、ソフトウェアをインストール

6.インストール確認のウインドウが開きますので、ログイン時のパスワードを入力し、「ソフトウェアをインストール」をクリックします。

インストールが完了したら、「閉じる」を選択

7.「インストールが完了しました」の画面が表示されたら、閉じるを押してください。

8.インストールが完了するとシステム環境設定のサウンドの出力パネルにSoundflowerが追加されています。
こちらの(2ch)を選択します。

これでSoundflowerの設定は完了しました。音量は最大にしておきます。

LadioCastのインストール

LadioCastはApp StoreのAppですので下記のリンクからブラウザ経由でApp Storeで入手できます。

https://itunes.apple.com/app/ladiocast/id411213048

1.入力1はMacから出力される音声を選択するので「Soundflower (2ch)」を選択します。

2.出力先はメイン(QuickTimeに送る音声)とAux 1(自分でモニターする音声)を選択します。

3.入力2は内蔵マイク(または外部マイク)を選択します。

4.上記2と同様に出力先はメイン(QuickTimeに送る音声)とAux 1(自分でモニターする音声)を選択します。

5出力メインは.QuickTimeに出力する音声で、Soundflower (64ch)を選択します。

6.出力 Aux 1は内蔵スピーカー(または外付けスピーカー)を選択します。

ハウリングが発生することがありますので、Soundflowerの音量、または内蔵マイクの音量、メニューバーのスピーカー音量を調整してください。

QuickTimeの設定

Quick Time Playerのソース選択で「Soundflower(64ch)」を選択

先ほどの録音するソース選択の矢印で「Soundflower (64ch)」を選択します。

録音が終了したら、内蔵スピーカーに戻す

録音が終了したときは、メニューバー右側のスピーカーアイコンで内蔵スピーカー(または外付けスピーカー)へ戻しておきましょう。

まとめ

今回は「Macで音声を録音する方法!ボイスレコーダー代わりに便利!」を紹介しました。

内蔵マイクからの音声、Macから出力される音声の録音方法をご紹介しましたが、録音した音声ファイルは個人で使用する目的で使用するようにしましょう。

またやはりボイスレコーダーは別で手に入れておきという方もいるかと思います。最近では様々な形のボイスレコーダーが登場していますので一度調べてみると面白いものが見つかるかもしれません。


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