CSVファイルをExcelで開くと文字化けする問題

テキストや他のOSで作成したデータをExcelで開くと、文字化けしてしまう場合があります。
文字化けとは、文字がExcelで変換されたように変わってしまうことです。
例えば、年月日の数字が「2019蟷エ11譛・0譌・」と表示されてしまうことがあります。
英数字以外の文字は、日本ではJISによりOSごとに文字コードが決まっています。
そのため、テキストや違うOSで作ったファイルを、Excelでも見られるようにするためには、文字コードをExcelのために変換する必要があります。
この記事では、CSV形式のファイルをExcelで開くため、文字コードの直し方をご紹介します。
CSVファイルをExcelで開くと文字化けする場合の直し方
文字化けを直す2つの方法をご紹介します。
Excelで文字コードを変えて開く方法と、メモ帳で保存後にExcelで開く方法です。
文字コードを変換する
CSVをExcelで開くため、自分で文字コードを選択する方法です。
JISからUTF-8に変換します。



CSVファイルのプレビューと、日本語のJISが表示されます。


「読み込み」をクリックします。

この方法で、CSVをExcelで開くときに、文字化けするのを直すことができました。
次は、もっと簡単にできるメモ帳を使う方法です。
メモ帳で保存しExcelで開く
なかなか変換が難しい場合は、CSVファイルをメモ帳で開き、保存します。
その後、Excelで「開く」にしてからほぼ自動で文字コードを変換して開くこともできます。


・元のファイル形式
・「65001:Unicode(UTF-8)」
・プレビュー
「次へ」を押します。


「G/標準」を選ぶと、数字・日付・文字が通常通りに表示されます。
その後、プレビューで確認し「完了」をクリックします。


これで、CSV形式のファイルをExcelで開くことができました。
文字化けする問題も、ご紹介した2つの方法で解決できます。