Thunderbirdでテキスト形式でメールを送受信したい
Thunderbirdではメールは基本HTMLメールとなっています。
そのため受信したメールが装飾されて表示されるほか、メールの作成時にもHTMLモードとなり自動的に書式設定が行われてフォントや本文の間隔が設定されますよね。
しかし、自動的に設定される書式が鬱陶しい・装飾がそもそも邪魔と感じるといった不便さが目に付くためにHTMLメールではなくテキスト形式でメールを送受信したいと考えるユーザーもいるかと思います。
また、HTMLメールだと様々なタグやJavaScriptが仕込まれていた場合、勝手に表示されてしまったりプログラムが自動実行されてしまうといったセキュリティリスクがあります。セキュリティリスクの面を考慮すると、HTML表示は極力避けたいところです。
この記事では、Thunderbirdでテキスト形式でメールを送受信する方法をご紹介していきます。
Thunderbirdでテキスト形式でメールを送信する方法
それでは、Thunderbirdでテキスト形式でメールを送信する方法を説明します。テキスト形式に変更する方法はいくつかあります。
ユーザーごとに常にテキスト形式でメールを送信したい・今回だけテキスト形式のメールを送りたい・特定の相手にのみテキスト形式にしたいなど、テキスト形式の利用シーンが異なると思います。自分に合わせた方法を選択してみてくださいね。
アカウントのメール送信方法をテキスト形式にする
Thunderbirdに登録しているアカウントごとに、メールの送信方法をテキスト形式にすることができます。
これで、メールをテキスト形式で送信することが可能です。この方法はアカウント単位で設定するので、複数アカウントを使用している場合は他のアカウントでも設定する必要があります。
メールの作成中にテキスト形式を設定する
メールの作成中に、「このメールはプレーンテキスト形式で送信したい」と思うこともあるかと思いますが、その場合はすぐにテキスト形式を指定することが可能です。
この方法でメールをプレーンテキスト形式にする場合の注意点ですが、プレーンテキスト形式はメールごとに設定されるので、次に作成されるメールでは送信形式が元に戻っている点に注意しましょう。
アドレス帳でテキスト形式でメールを送信する相手を指定する
「この連絡先にはテキスト形式でメールを送信したい」と、相手によってテキスト形式でメールを送信したい場合はアドレス帳から事前にメールをテキスト形式で送信するように設定することが可能です。
Thunderbirdでテキスト形式でメールを受信する方法
Thunderbirdでテキスト形式でメールを受信する方法を説明します。
受信するメールをプレーンテキスト形式に設定する
これで、受信したメールの表示形式をプレーンテキスト形式で表示させることができます。注意点としては、あくまで受信したメールはHTMLメールなので、プレーンテキストとして表示させると文章がおかしくなってしまうことがある点に注意しましょう。