chromeで印刷する

Chromeで閲覧中のWEBページを印刷したいと思ったとき、皆様はどのように印刷を行っていますか?
Chromeなら、閲覧中のページをただ印刷するだけでなく、拡大・縮小や用紙の向きなど細かく設定できるほか、必要な部分だけを抜き出して印刷を行うといったことも可能です。
これらの設定を覚えると仕事でも趣味でも印刷が捗りますので、ぜひ覚えておきましょう。
chromeで印刷する方法
それではまずchromeで印刷する方法をご紹介します。
WEBページを印刷する

WEBページを印刷するには、まずは印刷したいWEBページに移動してChromeに表示させましょう。

Chromeの画面右上にあるメニューボタンをクリックし、開かれたメニューの「印刷」をクリックします。

印刷用のウィンドウとプレビューが表示されます。ウィンドウの左側に表示されているメニューから設定を行えます。
印刷を開始するには画面上部の「印刷」ボタンをクリックしましょう。
印刷メニューの各機能は下記の通りになっています。

送信先:プリンターを指定します。
ページ:「すべて」を選ぶとWEBページ全てを、ページ数を指定すると指定したページのみを印刷します。
部数:印刷する枚数を指定します。
レイアウト:用紙を縦向きにして印刷するか、横向きにして印刷するかを選択します。
カラー:フルカラー印刷と白黒印刷のどちらかを選択します。

<詳細設定>
用紙サイズ:用紙のサイズを選択します。デフォルトはA4。
余白:上下左右の余白を指定できます。規定(10mm)・なし・最小の3種類か、カスタムで調整可能。
倍率:ページサイズを指定して拡大・縮小を行い印刷します。倍率を調整することで印刷範囲を1ページに収めることも可能です。
オプション:「ヘッダーとフッター」のチェックをオンにすることで、URLとページタイトルが表示されます。「背景のグラフィック」のチェックをオンにすると、ページの背景画像込みで印刷が行われます。
システムダイアログを使用して印刷:パソコンのシステムを使って印刷設定を行うことができます。以前はChrome単体で拡大・縮小が行えなかったので1ページに収める場合システムダイアログを利用する必要がありましたが、現在ではChrome側で拡大・縮小が行えるので問題がなければ使うことはないでしょう。
Gmailを印刷する

Gmailでビジネスのやり取りをしたり、必要な情報が書かれたメールを印刷したい場合があると思いますが、ChromeでGmailの本文を印刷しようとしてもページ全体が印刷されてしまい、余計なメニューバーなどが入ってしまいます。

メールの本文などの「必要な箇所だけを印刷したい」という場合は、印刷したい範囲をドラッグして範囲指定しましょう。範囲指定したら、右クリックでメニューを表示させて「印刷」をクリックします。

印刷メニューの「詳細設定」を開くと、オプションの項目に「選択したコンテンツのみ」のチェックボックスが出現するのでチェックしましょう。

このように、範囲指定した部分のみを印刷することができるようになります。
スクリーンショットを撮って印刷する

WEBページによっては、何故か表示どおりに印刷できないものもあります。
そんな時はスクリーンショットを撮って画像から印刷してみましょう。
Windowsの場合はChromeをアクティブにした状態で「Alt + Prt Scキー」でプリントスクリーンを行えるので、ペイントなどに貼り付けて画像として保存しましょう。

保存した画像をChromeにドラッグ&ドロップすると画像が表示されるので、印刷メニューを開きます。

このように、スクリーンショットした画像もWEBページと同様に印刷を行うことができます。
chromeの拡張機能(アドオン)を使うと更に便利
さらにchromeの拡張機能(アドオン)を使うことで印刷機能がパワーアップします。
Print Friendly & PDF

WEBページからテキストや画像を取り出して、A4サイズリサイズして印刷することができます。
ページ内の不要な部分を削除して、印刷したい部分だけを残して印刷できる編集機能が便利です。

印刷したいWEBページで拡張機能ボタンをクリックすると、印刷設定画面が表示されます。
消したい部分をクリックすると削除することができるので、画像をクリックしてみます。

このように不要な部分を削除することができて便利です。
編集したデータは印刷のほかに、PDFデータにして保存したりEメールで送付することができます。スマホで見たい時にも便利ですね。
FireShot
「スクリーンショットを撮って印刷する」方法の場合、ページ全体を印刷するのは難しいです。

そういう場合はこのアドオン「FireShot」を使えば、WEBページ全体をスクリーンショットすることが可能となっています。

スクリーンショットを撮りたいWEBページで拡張機能ボタンをクリックし「ページ全体をキャプチャ>保存」をクリックします。

ページの読み込みが終了すると保存ページが表示されるので、画像かPDFのどちらかで保存しましょう。

保存したスクリーンショットをChromeにドラッグ&ドロップして印刷すれば、WEBページ全体を印刷することができますよ。
まとめ
chromeで思い通り印刷しよう!縮小/1ページに収める/向きの調整をするには!いかがでしたでしょうか。
Chromeでは、他のブラウザと違いWEBページを拡大・縮小したり、必要な部分のみを印刷するなど便利に印刷することができます。
またアドオンを利用することで、不要な情報を削除する・WEBページ全体を印刷するといったことも簡単に行えるようになるので、ぜひ利用してみはいかがでしょうか。