2K・4K・8K・フルHDとは何?解像度について解説!

2K・4K・8K・フルHDとは何?解像度について解説!

テレビやモニターでよく聞くようになった「4K」という単語、一体何のことだかご存知ですか?4Kを始めとしたこれらの単語は「解像度」のことを指している単語です。この記事では、2K・4K・8K・フルHDといった解像度のことについて解説しています。


目次[非表示]

  1. 2K・4K・8K・フルHDとは何?
  2. 解像度について
  3. 今使っているPCやモニターの解像度を確認する方法
  4. スマホの解像度は?
  5. まとめ

2K・4K・8K・フルHDとは何?

4Kのテレビ

テレビやモニターを買おうとした時に、「4K」などの単語を見たことはありませんか?「2K・4K・8K・HD・フルHD」といった単語はテレビやモニターのサイズとは関係なしに表記されており、スマホでも使われることがあるため一体何のことか分かりづらいですね。

これらの単語は一体何のことなのかと言いますと「解像度」のことを表しています。

解像度(dpi)とは、テレビやモニターに表示される画像の画素の密度のことを指しており、解像度が大きければ大きいほど画質が高くなり、綺麗に画像を表示できます。

解像度について

それでは、冒頭で紹介した「4K」などの解像度についてご紹介していきます。

2K

2Kテレビ・モニターの解像度は「1,920×1,080」となっています。

なぜ2Kと呼ばれるのかと言うと、横の1,920というサイズが約2,000、そして1K=1,000キロなので2K扱いとなったわけです。

2Kの基本解像度は上記の通り1,920×1,080ですが、2,560×1,440の解像度に対しても2Kと呼ぶことがあるので注意しましょう。

4K

2019年における主流である4Kの解像度は「3,840×2,160」です。こちらは横のサイズが3,840なので約4,000=4Kというわけですね。

テレビの4K・8K放送(スーパーハイビジョン放送)を綺麗に見るには4Kのテレビを用意する必要がありますが、4K放送は地上波ではなくBS・CSなどの放送なので、テレビだけではなくチューナーも用意しないと見られない点には注意が必要です。

8K

4Kから数字が飛んで8Kです。その解像度は「7,680×4,320」と現在主流の4Kに比べて非常に高いですね。そのぶん8Kに対応したテレビ・モニターは相場が数十万円(2019年2月現在)と、かなり高価で販売されています。

フルHD

フルHDの「HD」とはハイビジョンのことで、その解像度は「1,280×720」となっています。

そしてフルHD(フルハイビジョン)の解像度は「1,920×1,080」となり、2Kと同様の解像度という認識で問題ありません。

HDとフルHDの差は倍はあり全く別物なので、デジタルコンテンツ配信サイトで動画を購入して視聴する際には注意しましょう。

今使っているPCやモニターの解像度を確認する方法

今使っているPCのモニターの解像度の確認方法をご紹介します。以下はWindows10の場合の解像度の確認方法です。

デスクトップ画面で右クリックして、右クリックメニューの「ディスプレイ設定」をクリック
デスクトップ画面で右クリックして、右クリックメニューの「ディスプレイ設定」をクリックしましょう。
ディスプレイの設定画面が表示されるので、下方向にスクロールして「拡大縮小とレイアウト」項目の「解像度」から確認
ディスプレイの設定画面が表示されるので、下方向にスクロールして「拡大縮小とレイアウト」項目の「解像度」から確認することができます。

もしモニターに合っていない解像度の場合は、クリックして解像度の横に(推奨)と書かれている解像度を選択することで解像度を変更することができます。

スマホの解像度は?

スマホ

上記で紹介した解像度はテレビやモニターだけでなく、スマホにも当てはまります。

iPhoneを例として、バージョンごとの解像度を確認してみましょう。

  • iPhone3G・3GS:480×320
  • iPhone4・4S:960×640
  • iPhone5・5S・5c・SE:1,136×640
  • iPhone6・6s・7・8:1,334×750
  • iPhone6 Plus・6s Plus・7 Plus・8 Plus:1,920×1,080
  • iPhone X・XS:2,436×1,125
  • iPhone XR:1,792×828
  • iPhone XS Max:2,688×1242

以上が、iPhoneのバージョンごとの解像度です。

基本的にiPhoneのバージョンが高くなる・スマホ本体のサイズが大きくなるにつれて解像度も高くなっていることが分かります。

この記事を閲覧中のユーザーの中には「何でスマホなのにテレビやモニターと同じ・もしくはそれ以上の解像度なんだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、冒頭で説明した通り解像度は画素の密度のことで画面のサイズです。テレビやモニターよりもサイズが小さいのに同等の綺麗な画質で画面が映るわけですね。

現在販売されているiPhoneの中で一番大きいサイズのiPhone XS Maxが6.5インチで、解像度が一番高い2688×1242であるため、今後もバージョンが上がったり、大きなサイズのiPhoneが発売されたら上がっていくのではないでしょうか。

まとめ

2K・4K・8K・フルHDとは何?解像度について解説!いかがでしたでしょうか。

流行の単語である「4K」を始めとしたこれらの単語は解像度にことを指している単語です。2K(フルHD)→4K→8Kの順で解像度が高くなっていき、それと共に画質も高くなっていくとイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。

古くは2014年にスカパー!のプレミアムサービスで試験放送・ひかりTVで4KのVOD配信が行われており、昨年2018年12月1日からBSで4K・8K放送(スーパーハイビジョン放送)がついに開始されました。

それと共に認知度の高くなってきた4Kテレビですが、4K・8K放送を見るためには4Kテレビを買うだけでなく、BS・CSなどのチューナーが必要なので注意しましょう。

また、4Kで提供される映像コンテンツはテレビのスーパーハイビジョン放送だけではありません。

Youtubeでも4K画質の動画が存在しています。Youtubeで4K画質の動画を見たい方は、ぜひ下記リンク先の記事もご覧ください。

Youtubeで4k動画を見よう!おすすめの4k映像や検索の仕方をご紹介

皆さんはYoutubeをどの画質で見ていますか。実は皆さんが動画を見ている画質のほとんどはフルハイビジョンと呼ばれるものです。しかし今では、フルハイビジョンの上をいく4kという解像度が存在します。今回はYoutubeで4k映像を見る方法をご紹介します。

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