【通信量節約】Firefoxでデータセーバーを使う方法を紹介!

【通信量節約】Firefoxでデータセーバーを使う方法を紹介!

通信量を節約できるデータセーバーを使ったことがありますか?Firefoxでもデータセーバー機能を使うことができ、データセーバーを使うことで通信量を大きく削減できる可能性があります。今回はFirefoxでデータセーバーを使う方法を見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. データセーバーとは?
  2. Firefoxでデータセーバーを使う方法
  3. Firefoxでデータセーバーを使った結果を紹介

データセーバーとは?

データセーバーとは、Webサイトのコンテンツ表示の際に発生するデータ通信量を削減し、ページ読み込みの高速化などに期待できる機能の一つです。

モバイルWi-Fiを使っていてデータ通信料が気になるという方も、データセーバーを利用すれば全体のデータ通信量削減されてより多くの Web ページを閲覧できる可能性があります。

Firefoxでデータセーバーを使う方法

データ通信量削減効果を期待できるデータセーバーですが、Firefoxでもデータセーバーを導入することが可能です。

ただし、Firefox本体にデータセーバーが搭載されているというわけではなく、別途アドオンを導入して初めてデータセーバーが機能するようになります。

少し前までは Googleサーバー経由で通信量を最適化できる「Google DataSaver proxy for Firefox」が一般的ですが、現在は使用することができないため「Save-Data: on」を利用します。

「Save-Data: on」は通信量の最適化を行っていないサイトでも強制的にデータ圧縮設定を有効化することで通信量を削減できるアドオンです。

「Save-Data: on」は以下のリンク先でインストールできます。

Save-Data: on
アドオンページにアクセスし、[Firefox へ追加]をクリック
アドオンページにアクセスしたら[Firefox へ追加]をクリックしてインストールしましょう。

特に設定する必要はなく、インストールしたら即データセーバー機能が有効化されます。

Firefoxのアドオンマネージャーの無効化設定からオンオフを切り替える
オンオフを切り替えたい場合は、Firefoxのアドオンマネージャーの無効化設定から切り替えるようにしてください。

スマホの場合

スマ語アプリ版Firefoxの場合、別途拡張機能の導入は必要ありません。

アプリの設定を変更することで画像を読み込まないようにしてデータ通信量削減する機能が用意されています。

設定する場合は以下の手順でおこなってください。

「︙」をタップして[設定]を開く
まずはアプリ右上の「︙」をタップして[設定]を開いてください。
[高度な設定]をタップ
設定画面を開いたら[高度な設定]をタップします。
[高度な設定]をタップ
下の方に[高度な設定]があるので、それをタップします。
「データセーバー」の[画像を表示]をタップ
次に「データセーバー」の[画像を表示]をタップします。
画像読み込みを拒否する設定の画面
どういう時に画像読み込みを拒否するか設定する画面が表示されるのでブロック・Wi-Fi利用時に表示のどちらかを選択しましょう。

この設定を有効化すると画像読み込みがパスされるようになり、ページの読み込み速度とデータ通信量・パケットを大幅に削減できます。

Firefoxでデータセーバーを使った結果を紹介

データセーバーの効果はどれくらいあるのかどうかについて、当サイト「Aprico」のトップページで検証してみました。

検証にはFirefox搭載デベロッパーモードのネットワーク通信量を参考にしています。

データセーバーを使う前のデータ通信量
こちらがデータセーバーを使う前のデータ通信量です。トップページでは約3.59MBの通信が発生していますね。
データセーバーを使った時ののデータ通信量
続いてこちらが先ほど紹介して導入したデータセーバーアドオンを導入した後のデータ通信量です。

データセーバー導入前に比べて約20%の通信量削減に成功しています。

通信制限のない固定回線を使っているんであればあまり通信量は気になりませんが、ポケットWi-FiでPCとスマホ両方でインターネットを使っている方にとってはデータ通信量はとても重要です。

より高いデータセービング効果を得たいのであれば、AdBlocker は広告ブロック機能組み合わせるといいでしょう。

データセーバー導入時の注意点

データセーバーアドオンを導入したからといって、必ずページ内のデータ総容量が小さくなるとは限らない点に注意してください。

Webサイトによっては表示ごとにランダムに切り替わるコンテンツや広告が設置されています。

それらによって具体的な通信量が変わってくるので、絶対にデータ通信量が小さくなるとは言い切れません。

また、広告やランダムに切り替わるコンテンツが設置されているウェブサイトでなくても、はじめからデータ通信量の最適化を行っているサイトにはあまり効果がないでしょう。

詳しい仕組みについては割愛しますが、サーバー側がgzip圧縮という処理を挟むことで、データ通信の発生するリソースファイル容量を圧縮し、圧縮された状態で送受信、受信側(ブラウザ)で展開してウェブページを表示するといったことができます。

このような機能を使っているサイトではデータセーバーの効果はあまり感じられないでしょう。

データセーバーはあくまで「平均的な通信量を減らすことができる機能」と認識しておくようにしてください。


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