イベントログとは?

イベントログとは、パソコンやスマートフォンなどの端末が記録する履歴情報です。
履歴情報には、いつ何をしたのか、処理は成功したのか、どこに何をしたのかといったあらゆる要素が記録されており、いざという時に役立つものとなっています。
システムを直接触らないか方やエンジニアをやっている人でもない限り直接イベントログを確認することはありませんが、イベントログがあることで問題解決の糸口になるなど、たくさんメリットがあります。
イベントログがないと何が原因でトラブルが起きたのか特定できませんので、イベントログのあるなしでは大きく異なります。例えば商品が届かないから問い合わせたけど、購入履歴(イベントログ)がないので再発送してもらえない、なんてことも起きるでしょう。
こういったこともあるため、イベントログはいざという時に重宝するものとなっています。
ちなみに、「イベント」が何らかの動作・処理、「ログ」が記録、この2つのワードをあわせてイベントログと呼ぶようになっています。
Windowsのイベントログの見方
Windowsでももちろんイベントログが作成されています。イベントログの保存場所や見方を解説します。
イベントログの保存場所
イベントログファイルが保存されているフォルダはエクスプローラで確認することができます。

テキストエディタで開くことはできない

そのため、Windowsのイベントログを確認するには別途専用のビューアソフトが必要になります。
イベントログの見方
Windowsのイベントログですが、標準で搭載されているイベントビューアを使うことで閲覧することができます。
![スタートメニューの[Windows 管理ツール -> イベントビューアー]でイベントビューアを起動](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/048/006/original.png?1581274072)
なぜかタスクバー検索ボックスからでは見つけられないので注意してください。

起動直後は大量のログファイルを読み込む関係で少し画面が固まるかもしれませんが、すぐに動かせるようになります。


イベントビューアの画面が小さい場合はウィンドウの縁をドラッグして大きくすると良いでしょう。
そのほか、詳しい使い方などについては別の記事で触れていますので、たくさんのログから条件を絞り込んでフィルタリングするなど、応用テクニックならも知りたい方はそちらを参考にしてください。