ダウンロード速度を上げたい
インターネットを使用していて、Webサイトからファイルをダウンロードしたり動画サイトのストリーミング動画を視聴する際に、なかなかダウンロードが進まないと感じたことはありませんか?ダウンロードのスピードには、インターネット回線の速度が関係しています。
インターネット回線が遅いと感じたら、お使いのインターネットの速度を計測・確認することのできるWebサービスを利用してみましょう。下記リンク先の記事にて、Webサービスを用いて通信速度を計測する方法をご紹介していますので、ぜひ試してみてください。
インターネットの速度は、お住いの地域や使用しているインターネット回線事業者に影響されます。インターネット回線速度計測サイト「みんなのネット回線速度」において、地域関係なしに高い平均値を出しているインターネット回線事業者は「コミュファ光:422.28Mbps」・「NURO光:406.37Mbps」などが挙げられます。
計測してみたら、上記のインターネット回線事業者よりもインターネット速度の計算値が低い…つまり遅い!と思ってしまうこともあるかと思います。実際にはYoutubeの動画(解像度:1080p)を快適に視聴するには5MB程度、4K動画の視聴やオンラインゲームを快適に遊ぶには25MBほどの速度があれば十分とは言われていますが、速度が2~3MBなど一桁台だったり、インターネット上での並行作業が多くてが今使用しているインターネット回線では全然足らないというユーザーの方もいらっしゃるかと思います。そこで、この記事ではインターネットのダウンロード速度を上げる方法をご紹介していきます。
ダウンロード速度を上げる方法4選
モデムを再起動する
すぐにダウンロード速度を早くする方法としては、モデムを再起動する方法が挙げられます。モデムやルーターを再起動することにより、IPアドレスがリセットされます。IPアドレスがリセットすることで、インターネット接続スピードの早いIPアドレスを取得できる可能性があります。通称「PPPoEガチャ」と呼ばれる方法です。
ただし、夜間などインターネット利用者が多い時間帯(ピークタイム)ではなかなか速度改善ができないこともある点には注意しましょう。モデムを再起動する方法ですが、モデムのコンセントを外して約1分半~2分ほど待ちましょう。時間が経過したら、コンセントを繋ぎ直すことで再起動が完了します。
ルーターを再起動する
ルーターを長時間使用していることで、動作が不安定になることがあります。不安定な状態だと通信速度にも影響が出るので、この場合はルーターを再起動しましょう。
ルーターの再起動方法はモデムと同様で、ルーターのコンセントを外して約1分半~2分ほど待ちましょう。時間が経過したら、コンセントを繋ぎ直すことで再起動は完了です。
LANケーブルを変更する
有線LANケーブルで接続している場合、LANケーブルのカテゴリーを確認してみましょう。LANケーブルにはカテゴリというものが設定されており、カテゴリによって最大通信速度も変わってきます。
例えば「CAT5」カテゴリーのLANケーブルだと最大通信速度は100MBまでしか出ませんが、「CAT5e」のLANケーブルなら1Gbpsもの通信速度が出るようになります。高速インターネット環境を整えたはずなのに速度が100MBも出ない…という場合には、真っ先にLANケーブルを確認しましょう。
インターネット回線事業者を変更する
インターネットの速度が低くて困っている場合の根本的な解決方法としては、インターネット回線事業者を変更する方法です。使用しているインターネットの回線事業者が混雑している場合、別の回線事業者と契約したら通信速度が跳ね上がったというケースは珍しくありません。ただし、インターネット回線事業者を変更することは「プロバイダガチャ」とも呼ばれており、回線の引っ越しをしたのに全然速度が変わらないという状態になってしまうこともあります。インターネット回線事業者の変更は工事なども含み費用がかかることがほとんどなので、自分の住んでいる地域の回線事業者について入念な下調べを行いましょう。