Thunderbirdで勝手に迷惑メールに振り分けられる問題
メールソフト・Mozilla Thunderbirdでは、受信したメールが迷惑メールではないのにも関わらず勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。ビジネス・プライベートに関わらず必要なメールが迷惑メール扱いされたら困ってしまいますよね。
これは、Thunderbirdの迷惑メールフィルターが「学習型」であることが原因となっています。Thunderbirdは最初のうちはどのメールが迷惑メールなのか分からず、普通のメールも勝手に迷惑メールフォルダに振り分けてしまうことがあります。
学習が完了すればそういったトラブルは無くなるのですが、しばらくの間はこの挙動に悩まされてしまう可能性もあります。
この記事では、Thunderbirdで受信したメールが勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまった場合の迷惑メール判定解除方法と、次から迷惑メールフォルダに振り分けられないようにする設定方法をご紹介していきます。
Thunderbirdで勝手に迷惑メールに振り分けられた場合の解除方法
それでは、Thunderbirdで勝手に迷惑メールに振り分けられてしまったメールの迷惑判定を解除する方法を説明します。
「Shiftキー+Jキー」の同時押しがショートカットキーとして設定されているので、この操作でも迷惑マークを解除することができます。
Thunderbirdで勝手に迷惑メールに振り分けられないようにする設定
上記の方法で迷惑メール判定を解除しても、別のメールを新着受信した際にそのメールが勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったら困りますよね。
そこで、Thunderbirdの設定を変更して迷惑メールに振り分けられないようにしましょう。
ただし上記の設定を行うと、普通のメールも迷惑メールもどちらも受信トレイに振り分けられてしまいます。迷惑メールだけを受信拒否するような機能もないため、このままだと受信トレイに迷惑メールがそのまま入ってしまうことになります。
受信トレイに迷惑メールが振り分けられるのをブロックしたいという場合には迷惑メールフィルターを設定する必要があります。
これで迷惑メールフィルターが設定され、迷惑メールの学習が始まります。冒頭で述べた通り、最初のうちはどれが迷惑メールなのか分からないため正常な挙動が行えないため、手動で迷惑メール判定をしてあげる必要があります。