Thunderbirdが重い・遅い問題
メールソフト・Mozilla Thunderbirdを使っていて、動作が重い・処理速度が遅いといったことで悩んでいませんか?
使い始めのころは軽快に動作していたのに、長く使っていくうちにメールの受信中に読み込み中のまま止まったり応答なしになってしまうといったユーザーの声を耳にすることがあります。
この記事では、Thunderbirdが重い・遅い場合の対処法をご紹介していきます。
Thunderbirdが重い・遅い場合の対処法
それでは、Thunderbirdが重い・遅い場合の対処法を説明します。
「グローバル検索と索引データベース」を無効にする
Thunderbirdの機能「グローバル検索と索引データベース」は、各種アカウントやフォルダなどのメールを検索できる機能です。
ですが、グローバル検索を行うために作成される索引データベースファイルのキャッシュサイズは際限なく大きくなっていくので、何も手を加えないとファイルサイズがどんどん膨れ上がってしまい読み込みが遅くなって重い状態になってしまいます。
もしグローバル検索を行わないのであれば、「グローバル検索と索引データベース」を無効化しましょう。
この状態だとグローバル検索は使えなくなりますが、クイック検索は使えるのでフォルダ内のメールを検索するといったことは行えます。
global-messages-db.squliteを削除する
「グローバル検索と索引データベース」が有効の場合に作成されるファイルが「global-messages-db.sqlite」です。グローバル検索と索引データベースを無効化してもこのファイルは残っているので、削除しましょう。
※フォルダ名の「______.default」はお使いの環境ごとに名前が異なります。
メッセージの同期設定を無効化する
「メッセージの同期」が有効になっていると、パソコンにメールを受信するため受信時に動作が遅くなってしまいます。同期設定を無効化することで、メールの受信時に動作が遅くなるといった影響を避けることができます。
添付ファイルをメッセージ本文に表示させないようにする
Thunderbirdで受信したメールを開くと、添付ファイルの内容もメッセージ本文に表示されます。つまりメールを見るたびに添付ファイルを読み込むため、メールの読み込みに時間がかかる原因となってしまいます。
アドオン「Lightning」を無効化する
Thunderbirdには、ToDoリストやカレンダー機能を追加するアドオン「Lightning」がデフォルトで搭載されていますが、これらの機能が不要な場合は無効化することで動作を軽くすることができますよ。
無効化のクリック後に「LightningはThunderbirdの再起動後に無効化されます。」と表示されるので、Thunderbirdの再起動を行いましょう。これで、Lightningを無効化して軽くすることができますよ。
まとめ
Thunderbirdが重い・遅い場合の対処法!Thunderbirdを軽くするには?いかがでしたでしょうか。
メールソフト・Thunderbirdは、長く使い続けていると動作が重い・遅いといった症状が起きることがあります。記事内でThunderbirdが重い・遅い場合の対処法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。