Windows 10の電源オプションの設定方法
Windows 10では、「電源オプション」設定から電源管理を行うことができます。
電源管理を行うことで、パソコンの動作を高パフォーマンスにしたり、省電力設定にすることができます。
「バランス(推奨)」は消費電力が普通・パフォーマンスは通常出力といった普通の設定で、デメリットはほぼないと言えます。
「省電力」は消費電力を抑える代わりに、パフォーマンスも低下するのでパソコンが思ったように動作しなくなることがあります。「高パフォーマンス」はパソコンを高いパフォーマンスで動作させることができますが、消費電力がかなり増えます。
※パソコンによっては、電源プランがバランスしかないといった事もあります。このケースは、パソコンのスペックが低い場合がほとんどです。
「コンピューターをスリープ状態にする」の下に表示されている「詳細な電源設定の変更」をクリックすると電源の詳細設定が表示され、「このプランの既定の設定を復元」をクリックすると電源プランを初期設定に戻すことができます。
電源オプションの詳細設定一覧
- ハードディスク「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」:設定した時間が経過するとハードディスクの電源が切れる
- Internet Explorer「JavaScriptタイマーの間隔」:Internet Explorerの電源パフォーマンスの選択が行える
- デスクトップの背景の設定「スライドショー」:スライドショーの有効・一時停止を設定できる
- ワイヤレスアダプターの設定「省電力モード」:ワイヤレスアダプターを省電力で動作させるか最大パフォーマンスで動作させるかの設定が可能
- スリープ「次の時間が経過後スリープする」:設定した時間が経過するとスリープに移行する
- スリープ「ハイブリッドスリープを許可する」:低電力のハイブリッドスリープを使うかどうか設定できる
- スリープ「次の時間が経過後休止状態にする」:設定した時間が経過すると休止状態に移行する
- スリープ「スリープ解除タイマーの許可」:時間イベントでスリープを解除できるかどうか設定できる
- USB設定「USBのセレクティブサスペンドの設定」:使っていないUSBポートの電源がオフになるセレクティブサスペンドを設定できる
- 電源ボタンとカバー「電源ボタンの操作」「スリープボタンの操作」:各ボタンを押した時の操作を設定できる
- PCI Express「リンク状態の電源管理」:PCI Expressの電源管理設定を変更できる
- プロセッサの電源管理「最小のプロセッサの状態」「最大のプロセッサの状態」:プロセッサの出力設定を行える
- プロセッサの電源管理「システムの冷却ポリシー」:システムの冷却モードを使用するかどうか設定できる
- ディスプレイ「次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る」:設定した時間が経過するとディスプレイの電源が切れる
- マルチメディアの設定:メディアの共有時・ビデオ再生時のパフォーマンスを設定できる