Windows 10の電源オプションの設定方法を紹介!【高パフォーマンス】

Windows 10の電源オプションの設定方法を紹介!【高パフォーマンス】

Windows 10では、電源オプションから電源管理を行うことができます。省電力でPCを動作させたり、電力を気にせず高パフォーマンスで動作させるといったことが可能になりますよ。この記事では、Windows 10の電源オプションの設定方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows 10の電源オプションの設定方法
  2. 「電源ボタンを押したときの動作」の設定方法

Windows 10の電源オプションの設定方法

Windows 10では、「電源オプション」設定から電源管理を行うことができます。

電源管理を行うことで、パソコンの動作を高パフォーマンスにしたり、省電力設定にすることができます。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリック
電源オプションを設定するには、デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。
コントロールパネルが表示されたら、「システムとセキュリティ」をクリック
コントロールパネルが表示されたら、「システムとセキュリティ」をクリックしましょう。
システムとセキュリティの項目一覧が表示されるので、「電源オプション」をクリック
システムとセキュリティの項目一覧が表示されるので、「電源オプション」をクリックしましょう。
電源オプションが開き、「電源プランの選択またはカスタマイズ」項目が表示
電源オプションが開き、「電源プランの選択またはカスタマイズ」項目が表示されます。

選べる電源プランは、「バランス」「省電力」の2つと「追加プランの表示」をクリックすることで表示される「高パフォーマンス」の3つです。

「バランス(推奨)」は消費電力が普通・パフォーマンスは通常出力といった普通の設定で、デメリットはほぼないと言えます。

「省電力」は消費電力を抑える代わりに、パフォーマンスも低下するのでパソコンが思ったように動作しなくなることがあります。「高パフォーマンス」はパソコンを高いパフォーマンスで動作させることができますが、消費電力がかなり増えます。

※パソコンによっては、電源プランがバランスしかないといった事もあります。このケースは、パソコンのスペックが低い場合がほとんどです。

プラン設定の変更
各電源プランの右側に表示されている「プラン設定の変更」をクリックすると、「ディスプレイの電源を切る」「コンピューターをスリープ状態にする」時間をカスタマイズすることができます。それぞれ、「1分・2分・3分・5分・10分・15分・20分・25分・30分・45分・1時間~5時間・適用しない」から選択できます。

「コンピューターをスリープ状態にする」の下に表示されている「詳細な電源設定の変更」をクリックすると電源の詳細設定が表示され、「このプランの既定の設定を復元」をクリックすると電源プランを初期設定に戻すことができます。

「詳細な電源設定の変更」をクリックすると詳細設定ウィンドウが表示
「詳細な電源設定の変更」をクリックすると詳細設定ウィンドウが表示されます。

設定ウィンドウの上部に表示されているボタンでは「バランス(アクティブ)」「高パフォーマンス」「省電力」のプリセットが選択できます。

自分で調整したい場合は、手動で項目を設定していきましょう。項目は下記の通りとなっています。

電源オプションの詳細設定一覧

  • ハードディスク「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」:設定した時間が経過するとハードディスクの電源が切れる
  • Internet Explorer「JavaScriptタイマーの間隔」:Internet Explorerの電源パフォーマンスの選択が行える
  • デスクトップの背景の設定「スライドショー」:スライドショーの有効・一時停止を設定できる
  • ワイヤレスアダプターの設定「省電力モード」:ワイヤレスアダプターを省電力で動作させるか最大パフォーマンスで動作させるかの設定が可能
  • スリープ「次の時間が経過後スリープする」:設定した時間が経過するとスリープに移行する
  • スリープ「ハイブリッドスリープを許可する」:低電力のハイブリッドスリープを使うかどうか設定できる
  • スリープ「次の時間が経過後休止状態にする」:設定した時間が経過すると休止状態に移行する
  • スリープ「スリープ解除タイマーの許可」:時間イベントでスリープを解除できるかどうか設定できる
  • USB設定「USBのセレクティブサスペンドの設定」:使っていないUSBポートの電源がオフになるセレクティブサスペンドを設定できる
  • 電源ボタンとカバー「電源ボタンの操作」「スリープボタンの操作」:各ボタンを押した時の操作を設定できる
  • PCI Express「リンク状態の電源管理」:PCI Expressの電源管理設定を変更できる
  • プロセッサの電源管理「最小のプロセッサの状態」「最大のプロセッサの状態」:プロセッサの出力設定を行える
  • プロセッサの電源管理「システムの冷却ポリシー」:システムの冷却モードを使用するかどうか設定できる
  • ディスプレイ「次の時間が経過後ディスプレイの電源を切る」:設定した時間が経過するとディスプレイの電源が切れる
  • マルチメディアの設定:メディアの共有時・ビデオ再生時のパフォーマンスを設定できる

「電源ボタンを押したときの動作」の設定方法

電源オプションの左側メニューにある「電源ボタンの動作を選択する」
電源オプションの左側メニューにある「電源ボタンの動作を選択する」から、電源ボタン・スリープボタンを押した時の動作を設定することができます。
各ボタン設定の右側にあるメニューボタンをクリック
各ボタン設定の右側にあるメニューボタンをクリックすることで「何もしない」「スリープ状態」「休止状態」「シャットダウン(電源ボタンのみ)」「ディスプレイの電源を切る」の中から設定を変更することができます。

設定を変更したら、「変更の保存」ボタンをクリックして設定を保存しましょう。

関連記事