EdgeでWebサイトを印刷できない問題
Windows10以降の標準ブラウザであるMicrosoft Edgeで、Webサイトが印刷できない状態になってしまったことはありませんか?「印刷に失敗しました」と表示されたり接続状態が切れるなどのエラーが起きる・ブラウザがクラッシュしていまうといった不具合が発生することがあります。
この記事では、EdgeでWebサイトを印刷できない場合の対処法をご紹介していきます。
EdgeでWebサイトを印刷できない場合の対処法
管理者権限でEdgeを起動する
それでは、Microsoft EdgeでWebサイトを印刷できない場合の対処法を説明します。まずは権限周りの問題で印刷できない状態になっているかどうか確認するために、管理者権限でEdgeを起動してみましょう。
Edgeのショートカットアイコンを右クリックしてメニューを開き、「管理者として実行する」をクリックすることで、管理者権限でEdgeを起動することができます。管理者権限でEdgeを起動したら、印刷ができるかどうか確認してみましょう。
Edgeのバージョンが古い場合
EdgeではPDFの印刷時にエラーが発生したり、特定のWebサイトにおいて印刷ができない・ブラウザがクラッシュしてしまう症状が発生していた時期があります。もしEdgeの更新を止めていて古いバージョンのままである場合は、最新のバージョンにアップデートすることで印刷ができるようになる可能性が高いです。ウィンドウ右上のメニューボタンをクリックしてメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
設定画面が表示されるので、左側メニュー最下段の「Microsoft Edgeについて」をクリックしましょう。
「バージョン情報」画面が表示されます。最新の場合は画像の通りの表示になりますが、もしバージョンが古い場合は「Microsoft Edgeを更新しています」と表示されるのでしばらく待ちましょう。「更新を完了するには、Microsoft Edgeを再起動してください」と表示されるので、「再起動」ボタンをクリックすることで最新バージョンへと更新することができますよ。キャッシュを削除してみる
Edgeのキャッシュファイルに問題が起きていることが原因で印刷できない・クラッシュして落ちるという場合は、キャッシュファイルを削除してみましょう。まずは設定画面を開きます。
設定画面が表示されたら、左側メニューの「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
設定項目一覧が表示されるので、「閲覧データをクリア」項目の「クリアするデータの選択」ボタンをクリックしましょう。
「閲覧データをクリア」ウィンドウが表示されるので、「時間の範囲」プルダウンメニューから「すべての期間」を選択します。続いて「閲覧の履歴」・「ダウンロードの履歴」・「Cookieおよびその他のサイトデータ」・「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスを有効にしてから「今すぐクリア」ボタンをクリックすることでキャッシュの削除が行われます。キャッシュの削除が完了したらEdgeを再起動して、印刷を試してみましょう。Lowフォルダを作成する
「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp」内にある「Low」フォルダが原因に印刷ができないケースがあります。この場合はエクスプローラーでTempフォルダを開き、Lowフォルダを右クリックして「削除」から削除しましょう。削除後に何もない所で右クリックして「新規作成」→「フォルダー」からLowフォルダを作成すればOKです。