ChromeでYoutubeが重い場合
みなさんGoogleChromeのブラウザは使っていますでしょうか?
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最近ではGoogleChromeのシェア率もかなり増えてきていて2017年には30%を超えているそうです。PCでもスマホでもGoogleChromeを使っている方は現在多いかと思います。
一方でChromeでYoutubeの動画を再生していて、「ブラウザが重い」「読み込みが遅い・終わらない!」「動画がカクカクする」といった事も聞きます。
そこで今回はChromeでYoutubeが重い場合の原因と対処方法についてまとめていきます。
ネットワークの問題?
ストリーミングで動画を再生していて、見れなくなるという問題で、まず真っ先に思いつくのがネットワークの問題です。
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使用している回線やルーターなどに問題が発生していてYoutubeの動画が見れない場合が考えられます。
この場合はこの後紹介する方法でも改善はしませんので、ネットワークの問題であれば契約しているプロバイダーやルーターのメーカーなどの問い合わせ窓口に連絡しましょう。
ネットワークの問題の場合は、他のSafariやFirefoxなどのブラウザでも動画が見れなかったり、そもそも他のWEBサイトも閲覧しにくい状態ですので、その情報を元に原因の切り分けをするといいかと思います。
Chrome拡張機能が悪さをしている
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Chromeには自由に拡張機能を取り込むことができます。
これは一般のエンジニアが作ったものもあり、中にはバグが混在していたりブラウザの動作に影響するものもあります。この拡張機能が悪さしているかどうかを判断するには一度すべての拡張機能を「無効」にしてみて再度動画を視聴してブラウザが重いかどうか判断しましょう。
Chrome拡張機能を無効にしてみて軽くなったら拡張機能が悪さをしている可能性が高いです。 あとは1つずつ「有効」「無効」をしてみてどの拡張機能が悪さをしているか特定をし、特定できたらその拡張機能をはずすか、拡張機能の最新バージョンが出ていないか確認をしましょう。
キャッシュが溜まりにたまっている
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GoogleChromeのキャッシュがたまりすぎて、ブラウザの動作が重い可能性もあります。一度キャッシュを削除して動画の閲覧が軽くならないか確認をしてみましょう。
Chromeのバグの可能性
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Chromeは技術力が飛び抜けて高いGoogleが作っているブラウザなので、安定的に動いていますが、新しい技術を積極的に取り入れているブラウザのため、可能性としては0ではありません。
ただし問題があった場合はバグが修正されたバージョンのChromeが出ている場合があります。
ちょっとChromeが重いと思った方はChromeの最新バージョンが出てないか確認をしてみましょう!
QUICプロトコルが原因となっている
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プロトコルとはブラウザとサーバーが接続するときの手続きの規定のようなもので、技術用語なので難しいので詳しい説明は省略します。
このQUICプロトコルはGoogleが開発したWEB向けのプロトコルでまだその歴史は浅いです。そのためこのプロトコルでの接続で問題となっている場合もあり、QUICプロトコルを無効にすることで改善する可能性もあります。
Chromeのアドレスバーに「chrome://flags/#enable-quic」と打ち込みましょう。そうするとChromeの設定を編集できる画面が表示されます。 その中の「Experimental QUIC protocol」を「disable」とすることでQUICプロトコルと無効にすることができます。もしこれで改善しない場合はQUICプロトコルの問題ではなさそうなので、設定を元に戻しましょう。
こちらの記事も参考に
Youtubeのアプリやブラウザでの閲覧でYoutubeの動画が止まる(フリーズ)する場合の原因と対処法をまとめています。あわせて参考にしましょう。
まとめ
Youtubeを見ていてChromeが重くなる原因はいくつかあるので、今回紹介した方法を試してみて原因の切り分けを行うところからやるといいかと思います。