Firefoxを高速化・メモリ解放したい
みなさんお使いのFirefoxで高速化したいと思っている方や、またメモリ不足などでFirefoxの動作が遅かったり、重いと感じ、軽量化して対策したいと思っている方が多いです。

Firefoxでは使用しているアドオンに原因がある場合もありますが、メモリの使用量が使いすぎな事が多く、それにより
- クリックしても反応が遅い
- 動画がカクカクする
- ページの読み込みが遅い
そこで今回の記事ではFirefoxを高速化・軽量化するために必要な方法をご紹介していきます。
ぜひFirefoxのメモリ不足で悩んでいてメモリ解放したい方やFirefoxの動作が重いので軽量化したいという方は試してみて下さい。
またMacのパソコンで他のアプリケーション含むメモリ解放や、メモリの使用量の見方などは下記の記事にまとめていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
Firefoxを高速化・メモリ解放する方法10選!
それではFirefoxを高速化・メモリ解放して、軽量化する方法10選を順番にご紹介していきます。
紹介する方法の全てがお使いのFirefoxで動作を軽くする効果が得られるとは限りませんので、ぜひ試してみて効果が出たものを採用するようにしてみて下さい。
利用するタブを少なくする

タブを開いていて、利用していないタブでも裏側で通信している事もあり、それにより動作が重くなる事もありますので、利用していない不要なタブは閉じるように心がけましょう。
いつも大量にタブを開いてFirefoxを利用している方にとってはこのタブを制限する習慣は動作を軽くする効果が見込めます。
再起動してみる
Firefoxのブラウザで開いているサイトで利用されているJavaScriptの動作などでメモリリークしていて、そこが原因で重くなっている可能性があります。
特に先述のタブでたくさんのサイトを開いていると、原因になりえるサイトの候補が多く可能性として高まります。

サイトの特定するのが難しい場合はFirefoxを一度再起動してみてメモリ解放されるか、動作が重いのが解消するか確認してみましょう。
拡張機能やテーマ(アドオン)が原因なのか突き止める
Firefoxの拡張機能やテーマ(アドオン)が原因でメモリリークやメモリ不足に陥っている可能性もあります。まず拡張機能やテーマが無効になるセーフモードでFirefoxで起動してみて、メモリの使用量が食い過ぎなのが解消されるかどうか確認しましょう。
Firefoxのセーフモードでの起動は以下のやり方で行えます。

Firefoxのヘルプメニューを開きます。
メニューの中の「アドオンを無効にして再起動...」を選択します。
このやり方でセーフモードでFirefoxが起動しますので、メモリ使用量をウォッチして、メモリ不足が解消されていれば、拡張機能が原因とあたりをつけましょう。
その場合はFirefoxを通常起動をして、アドオンを一つずつ無効にしていき重い原因の拡張機能を突き止めましょう。
ダウンロード履歴の削除
Firefoxのダウンロード履歴を削除しましょう。大量のファイルをダウンロードしていて、もしも一度もダウンロード履歴の削除をしていない方には効果がある方法かもしれません。

Firefoxのツールメニューを開き、ダウンロードを選択します。

これでFirefoxのダウンロード履歴が削除されます。
about:memoryからメモリ解放



Firefoxの最新版にアップデートする
Firefoxの最新版が一番軽いとは限りませんが、バグやメモリの消費が多い処理が改善されている可能性があります。
(アップデートのレポートを見れば、動作が改善する内容のアップデートか見れますが)
セキュリティの観点からも可能な限り最新のFirefoxを利用するようにしましょう。


パフォーマンスの設定 コンテンツプロセス数の制限をする
Firefoxの設定の一般のタブの中のパフォーマンスの設定項目の箇所で「コンテンツプロセス数の制限」があります。
この数を増やすと、複数タブ使用時にパフォーマンスが向上しますが、メモリの使用量が多くなります。(結果的に重くなる事も)

「推奨のパフォーマンス設定を使用」のチェックを外すとコンテンツプロセス数の制限の値がデフォルトから変更できます。
PC環境や利用しているタブの数によってどの値が一番快適かは変わりますが、数を減らすとメモリの使用量は減ります。
保持する履歴の数を変更
Firefoxでは閲覧したページの履歴を保持していて、その履歴を使ってサイトに戻る機能や、逆に進む機能などが利用できます。
この保持する履歴の数を減らす事で、メモリの使用量を減らせます。やり方は以下となります。

Firefoxの重要な設定を編集することになりますので、ここからは自己責任でお願いいたします。問題無い方は「危険性を承知の上で使用する」ボタンを押しましょう。

こちらの設定が履歴の保持数の設定値ですが、「-1」は自動設定を意味します。
自動設定の場合はは自身のRAMによって実際の保持数が異なりますが、詳細を知りたい方は下記の公式を参考にしましょう。

ここの値を0にすれば無効(戻ったりできませんが)、8がMAXです。もちろん値が小さい方がメモリの消費量は少ないです。
自身が許容できる値に設定して、OKボタンを押しましょう。
uBlock Originを利用する
Firefoxのアドオンの「uBlock Origin」を利用することで、CPUとメモリの負担を抑え、動作を高速化することができます。公式のヘルプでも紹介されているアドオンなので、おすすめです。
以下のリンクからインストールすることができます。

NoScript Security Suiteを利用する
こちらも公式のヘルプでも紹介されているアドオンです。サイト上のJavaScriptの有効・無効を切り替える事ができます。
インストールは下記から行えます。

これにより動作に悪影響のあるスクリプトをJavaScriptのファイル単位で無効にすることができます。
まとめ
Firefoxを高速化・軽くする方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
Firefoxが重い状態だとサイトを開くのに時間がかかったり、動画カクカクしたり、快適にブラウジングできずに困りますよね。
Firefoxの動作が重くなっているネックは人それぞれで、例えばタブを開きすぎてメモリを使いすぎの方もいれば、アドオンが原因の方、開いているサイトのスクリプトがメモリリークをしている方など様々です。
そのためFirefoxを軽くする事については複数ある方法を試してみて効果が出たものを採用して、Firefoxを高速化・軽量化していきましょう。
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またFirefoxの使用でタブを開きすぎなかったり、最新版のFirefoxを使うなど習慣によって対策をしていくことも重要です。
ぜひ今回の記事を参考に快適にブラウジングできるFirefoxの環境・習慣を整えていきましょう!